フォーイットは、全国の20代~60代までの男女500人を対象に暮らしに関するアンケートを実施し、その結果を公表した。

■全体

全国の20代~60代の男女を対象に、自宅の掃除はどのようにしているか聞いたところ、「自分でしている」が72.8%と最多に。

次いで、「家族・同居人がしている」が38.8%、「代行サービスを利用している」が5.2%と続き、「掃除はしない」と回答した人は8.0%だった。

自宅の掃除はどのようにしているか

■年代別

年代別で見ると、20代の23.0%が「掃除はしない」と回答し、他の年代に比べて特に多い結果に。

また、学生や新社会人、若手社員が多い年代にもかかわらず、「代行サービスを利用している」と回答した割合が他の年代に比べて最多となり、自宅の掃除にお金を払っている人が多いことが分かった。

Z世代の間では、タイパという概念が広がりつつある。プロに掃除を任せることで、これまで掃除に充てていた時間を趣味や自己研鑽の時間として有効活用できるなど、”タイパ”の観点から大きなメリットを感じているのではないかと同社は考察している。

自宅の掃除はどのようにしているか(年代別)

■未婚・既婚別

次に、未婚・既婚別で見ると、「自分でしている」と回答した人の割合にほとんど差は見られなかったが、既婚者は「家族・同居人がしている」という回答が10%以上高くなった。

自宅の掃除はどのようにしているか(未婚・既婚別)

■職業別

職業別に見ると、どの職業でも「自分でしている」という回答が最多だったが、特に「専業主夫・主婦」では95.1%と高い結果に。

一方、「代行サービスを利用している」という人は、「会社員・公務員」で最も多く、9.1%だった。

会社員・公務員の場合、掃除をプロにお願いすることで可処分時間を増やし、ワークライフバランスを整えたいと考える人が多いことが伺える。

また、家事代行サービスでは掃除だけでなく、料理の作り置きなど家事全般を任せられるプランを提供している企業もあるため、共働き世帯を中心に需要が高まっているのではないかと同社は考察している。

自宅の掃除はどのようにしているか(職業別)

【調査概要】
対象者:20歳~69歳の男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2024年3月28日

<参考>フォーイット『暮らしに関するアンケート