レオパレス21は、「レオパレスグリーンネルギープロジェクト」において、CO2排出量実質ゼロの「レオパレスグリーンLPガス(以下、LGLPガス)」(※1)を約47万立方メートル供給した結果、累計CO2排出抑制量が3,000トンに達したことを発表した。
同プロジェクトでは、エネルギー戦略の一環として、気候変動対策と入居者の利便性・安全性の向上、不動産テックの推進を目的に、CO2排出量実質ゼロのLGLPガスの供給を進めているという。
また、LGLPガスの供給と併せて、ガスメーターを遠隔操作可能な「LPWAサービス」(※2)を提供。LPWAサービスを利用することで、ガス開栓のWEB申し込み、WEB請求、24時間のガス利用監視が可能となるとのことだ。
2023年1月より、同社管理物件においてLGLPガスの供給を開始し、2024年3月末までの累計供給量は約47万立方メートルとなったという。その結果、CO2排出抑制量は約3,000トンを超えたとのことだ。
これは、マイバッグの持参などによりレジ袋の使用機会を約9,800万回削減することや、マイボトル持参により350ミリリットルプラスチックカップ使用の機会を約4,200万回削減する効果に相当するという。
同社は、非化石証書を活用した、実質再生可能エネルギーの「レオパレスグリーン電気(LG電気)」についても準備が整い次第、順次供給を開始する予定としている。
LGLPガスとLG電気を同時に提供することで、CO2排出量実質ゼロの賃貸住宅を目指すとのことだ。
(※1)LPガスの生産から消費までの輸送を含めたすべてのバリューチェーンにおいて発生する温室効果ガスを、世界で行っている環境保全プロジェクトから得られたカーボンクレジットで相殺(カーボン・オフセット)し、LPガス使用によるCO2排出を実質ゼロにすることが可能。
(※2)LPWAとは「Low Power Wide Area」の略であり、消費電力を抑えつつ、長距離通信が可能になる無線通信技術。同サービスの導入により、ガス供給事業者は24時間のガス利用監視や閉開栓の遠隔操作が可能になるという。