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コクヨのWebメディア「在宅百貨」は、在宅勤務の現状とその変化についてのアンケート調査を実施し、結果を公表した。
1.在宅勤務経験者のうち、約半数が現在はしていない。そのうち「自らの意思でしていない人」は約3割
在宅勤務経験者のうち、現在は約半数が在宅勤務を行っていないという結果に。
そして、過去に在宅勤務をしていたが、現在はしていない人のうち「会社で在宅勤務が認められている人」は28.2%と、自らの意思で在宅勤務を選択していない人が一定数いることもわかった。
また、現在在宅勤務が認められていない人においても、「在宅勤務を望んでいる」人は約4分の1にとどまっている。
2.「上司や同僚とのコミュニケーションの減少」が在宅勤務のメリットとデメリットの両方で上位に
在宅勤務を望む人があまり多くない傾向の中、在宅勤務のメリットとデメリットを調査。
メリットは「通勤時間が無いこと(41%)」、デメリットは「運動不足になる(17%)」が、それぞれ最も多かった一方で、共通して2番目に多かった回答として、「上司や同僚とのコミュニケーションの減少」が上がった。
この結果から同社は、コミュニケーションの方法や頻度のバランスに工夫が必要であることがうかがえるとしている。
3.6割以上が「自宅」よりも「職場」で働くほうが好き
好みの働くスタイルを質問したところ、6割以上の人が「働く場所」として「職場」を好んでおり、職場回帰の流れが加速しそうな結果となった。
その他、好みの働くスタイルを2択で質問したところ、多様なニーズがみられたとのことだ。
【調査概要】
調査名:在宅勤務に関する調査
調査期間:2024年2月27日~2024年3月2日
調査方法:株式会社マーケティングアプリケーションズが提供するアンケートシステム「MApps forSurvey」によるインターネット調査
調査人数:794人
調査対象:「現在仕事をしている」と回答した20代~50代のモニター
モニター提供元:MAppsパネル
<参考>
在宅百貨『在宅勤務の現状とその変化』