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ソニー銀行は、利用者の外貨預金意識調査を実施し、結果を公表した。
(1)メインで運用している外貨建て商品は「外貨定期預金」が最多。一方で「外貨建て投資信託」は3%であるものの、今後保有したい外貨建て商品では25%に
メインで運用している外貨建て商品は「外貨定期預金」が最も多く62%を占めた。また、メインの外貨建て商品の保有期間は、「長期(1年超)」と回答した人が最も多い41%となり、長期的な資産運用の手段として外貨商品を保有していることがわかる。
また、「外貨建て投資信託」をメインで運用している人は3%に留まったものの、今後保有したい外貨建て商品としてあげる人が25%にのぼり、貯めた外貨の運用手段の新たな選択肢として検討していることがうかがえる結果となった。
また、運用可能な金融資産総額は「1,000万円~5,000万円」が最も多く34%、次いで「300万~1,000万円」が27%と、300万円以上運用可能と回答した人が70%以上となっている。
(2)外貨預金の保有目的は70%が「金利」と回答。「為替差益」、「リスク分散」を目的としている人が50%以上
外貨を保有する目的は、70%の人が「金利」と回答し、「為替差益」、「リスク分散」が50%以上の回答に。また、資産運用の手段だけでなく、Visaデビット付きキャッシュカード Sony Bank WALLETを利用し、貯めた外貨を外貨のまま使用するための「海外渡航」と回答した人は32%となった。
(3)為替を読むうえで利用しているメディアは「金融機関や情報サイトが発行しているネット記事」が最多。為替の動きをチェックする頻度は、約半数が「毎日」と回答。
「金融機関や情報サイトが発行しているネット記事」で情報を得ている人が62%と、「テレビ」や「新聞」をおさえ最も多い結果となった。また為替を確認する頻度は、「毎日」と回答した人が約半数の48%と、外貨商品の保有と為替への感度は相関関係にあることがうかがえる。
為替を読むうえで参考にしている経済指標は、「米国雇用統計」、「FOMC(連邦公開市場委員会)」、「日銀金融政策決定会合」の3つが35%前後とほぼ同値となった。
(4)ソニー銀行を利用してよかった点は「為替コスト」、「取り引きのしやすさ」、「金利」との回答者が半数以上
ソニー銀行を利用してよかった点は、「為替コスト」「取り引きのしやすさ」「金利」の順に回答が多く、いずれも50%以上となった。貯めた外貨を海外でそのまま使えるSony Bank WALLETの利便性や為替レートの見やすさなど、実用性も評価されたという。
ソニー銀行で外貨を始めた理由としては、上記に加え、定期的に開催される外貨預金の特別金利キャンペーンを挙げた人も多かったとのことだ。
【調査概要】
対象:ソニー銀行で外貨取り引き経験がある、および外貨預金を保有している利用者3,026名(2023年12月31日時点有効口座)
調査期間:2024年2月19日~2024年3月4日
<参考>
ソニー銀行『外貨預金意識調査』