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SNS・インフルエンサーマーケティングを支援するon the bakeryは、3月21日に実施した「学生団体サミット2024」に参加したZ世代・大学生を対象に「SNS・診断コンテンツの活用」についてアンケートを実施し、その結果を公表した。
■一番頻繁に使うSNSは何か
Z世代や大学生が頻繁に使うSNSランキングは、下記の結果となった。
1位:Instagram(65%)
2位:X(20%)
3位:LINE(10%)
4位:TikTok(3%)
5位:YouTube(1%)
6位:Facebook(0%)
6位:BeReal(0%)
Instagramが65%と、圧倒的な割合を占める結果に。またZ世代を中心にブームとなっているTikTokだが、InstagramやXの利用率と比べるとまだ少ないことが分かった。
一方、FacebookはZ世代や大学生などの若年層受けはよくない傾向にあり、LINEやYouTubeの割合も少なく、Instagramが一強という結果に。
■企業のSNSを見ることはあるか
企業のSNSを見ることがあるか聞いたところ、「はい」が64%、「いいえ」が36%となり、企業SNSを見る人の方が多いという結果に。
これは企業がSNSを情報発信やマーケティングに活用していることの表れではないかと同社は考察している。
一方で、36%の人が企業のSNSを見ないと回答し、SNSは個人的な利用が本来の目的であるため、企業の情報に関心がない層も一定数存在することが分かった。
企業としては、SNSをいかに効果的な採用ツールとして活用できるかが重要な課題であると同社は考察している。
■気になる会社はどこで見つかることが多いか
気になる会社はどこで見つかることが多いかいという質問への回答は下記の通り。
1位:SNS(40%)
2位:ネット記事(インタビュー記事等)(19%)
3位:交流会・勉強会(14%)
4位:TV・雑誌(13%)
5位:就活メディア(11%)
6位:大学の案内等(3%)
かつての企業探しは、大学の就職課から提供される企業情報や就活メディアを参考にする人が多かったが、同結果からデジタル化の動きが採用にも大きく影響を与えていることが明らかに。
SNSやネット記事といったオンラインでの情報発信や受信が、企業と個人を結ぶ大きな潮流となっており、交流会や勉強会など、対面コミュニケーションの重要性も依然として高いことが分かった。
今後も、企業と個人をつなぐ接点が多方面に広がり、企業は新たな採用戦略に取り組む必要があるのではないかと同社は考察している。
【調査概要】
調査対象:「学生団体サミット2024」の参加者(88名)
調査日:2024年3月21日
調査方法:クロワッサンで生成したアンケートアプリを活用
<参考>クロワッサン『SNS・診断コンテンツの活用』