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GA technologiesが運営するネット不動産投資サービスブランド「RENOSY(リノシー)」は、20〜60代の男女1,271人に「投資意欲およびNISAと不動産投資に対する意欲への実態調査」を実施し、その結果を公表した。
■回答者の約6割が投資経験あり
同調査で投資に対する考えについて最も近いものを聞くと、47.8%が「現在やっている」、10.7%が「やったことはあるが現在はやっていない」と回答し、合わせると約6割にのぼる結果に。
さらに、上記に「やったことはないが関心はある」と回答した投資未経験だが関心を持つ層も合計すると8割を超えることから、投資に関する行動・関心の度合いが高いことが明らかになった。
■投資を行うきっかけは「貯蓄だけでは不安」が半数以上
投資を始めたきっかけを聞いたところ、57.3%が「貯蓄だけでは不安だと思ったため」、続いて45.9%が「老後の資金にするため」と回答。
将来の不安から投資を開始した人が半数を占めるなか、27.0%が「面白そうだと思ったため」、24.3%が「ある程度貯蓄ができたため」と前向きとも受け取れる理由から投資を始めていることが明らかになった。
■投資目的は6割以上が「資金を増やしたい」
投資の目的を聞いたところ、「資金を増やしたい」が61.0%、「いざという時のお金の確保」が38.7%、「生活レベルを上げるため」が28.4%という結果に。また、「資産の分散」「配当の獲得」「節税」といった、投資を行うことによる具体的なメリットへの回答もそれぞれ20%程度の回答があった。
■NISAと不動産投資を比較すると、NISAの方が経験者の割合・関心度ともに高い結果に
NISAと不動産投資それぞれの『投資サービス』について、最も当てはまるものを聞くと、NISAは38.7%が「現在やっている」、続いて36.7%が「やったことはないが関心はある」と回答。
一方、不動産投資については「現在やっている」と回答した人は7.1%、「やったことはないが関心がある」が27.4%という結果に。
■NISAと不動産投資を「やらない理由」は「資金・リスク・知識」への不足や不安と回答する人が多数
現在NISAと不動産投資のそれぞれを行っていない人に対して、現在行っていない理由を聞いたところ、NISAは「知識がないから」が28.3%、「資金が足りない」が27.9%、「リスクがあるから」が23.8%という結果に。
一方不動産投資は、「資金が足りない」が33.3%、「リスクがあるから」が31.8%、「知識がないから」が25.5%と、NISA・不動産投資ともに「資金・リスク・知識」への不安や不足が投資をしない理由の共通点であることが明らかになった。
■NISAと不動産投資を始める条件に共通点あり。「情報・資金」の準備ができたら始めたいと回答する人が多数
前問と同じ対象者に、NISAと不動産投資のそれぞれの『投資サービス』について、どんな条件があれば始めるか聞いたところ、NISAは「情報収集・勉強をしたら」が28.6%、「資金が貯まったら」が24.7%、「管理が簡単にできるなら」が23.4%という結果に。
一方、不動産投資は「資金が貯まったら」が26.6%と回答が最も多く、「リスクが許容できると分かったら」が19.7%、「情報収集・勉強をしたら」が19.2%と続いた。
【調査概要】
調査期間:3月5日〜12日
調査対象:20〜60代の男女(学生を除く)
回答者数:1,271名
調査パネル:ジャストシステム(Fastask)のアンケートパネルを利用
調査方法:インターネット調査
<参考>
GAテクノロジーズ「ネット不動産投資のRENOSY、「投資意欲およびNISAと不動産投資に対する意欲への実態調査」を実施 〜新NISA開始から3ヶ月。やらない理由は「資金・リスク・知識」への不安。 NISAと不動産投資への意欲・懸念に共通点あり〜」