otalabでは、47都道府県在住のZ世代1,033人を対象に「ストレスに関する実態調査」を実施し、その結果を公表した。

ストレスに関する実態調査

■Z世代の約9割が「ストレスを感じている」と回答

Z世代の中でどれぐらいの人がストレスを感じているのかを知るべく、ストレスを感じることはあるか聞いたところ、Z世代の約9割が「ストレスを感じている」と回答。

ストレスを感じることはあるか

■ストレスの原因として最も多かったのは「仕事・学校」次いで「人間関係」

次に、どのような原因でストレスを感じているか聞いたところ、「仕事や学校」が最多となり、次いで「人間関係」が続く結果に。

自身を取り巻く環境や周囲の人との関係性は、変えたいと思っても簡単には変えられない場合も多いことから、ストレスを感じてしまう人が多いのではないかと同社は考察している。

ストレスの原因

■Z世代が感じるストレスによる影響の1位は「イライラしやすくなる」

ストレスを感じることでどのような影響が出ているか聞いたところ、「イライラしやすくなる」が最多となり、次いで「不眠」「気力がなくなる」と続く結果に。

また、「特にない/分からない」と回答した人は1割以下となり、ストレスを感じているZ世代の大半が何かしらのネガティブな影響を受けていることが明らかに。

ストレスを感じることでどのような影響が出ているか

■Z世代の4割以上が「ストレスを発散できていない」と感じている

ストレスの発散ができているかという質問に対しては、Z世代の4割以上が「ストレスを発散できていない」と回答。

1つ前の質問で、「ストレスを感じているZ世代の大半が、それにより何かしらのネガティブな影響を受けている」という結果になったにもかかわらず、ストレスを発散できずにいる人が4割以上もいるというのは問題視すべき状況であると同社は考察している。

ストレスの発散が出来ているか

■Z世代のストレス発散方法として最も多かったのは「睡眠」次いで「人に話す」

次に、1つ前の質問で「ストレスを発散できている」と回答した人を対象に、ストレスの発散方法を聞いたところ、「睡眠」が最多となり、次いで「人に話す」が続く結果に。

また、「一人の時間を過ごす」や「趣味に没頭する」と回答した人も多く、全体的に見て「人と一緒に過ごす」というよりも、自分1人で過ごしたり好きなことをしたりする中でストレスを発散している人の割合が多いことが分かった。

ストレスの発散方法

■Z世代の約半数が「自身のストレス耐性は低い方だと感じている」

最後に、自身のストレス耐性についてどう思うか聞いたところ、「やや低いと思う」と「低いと思う」という回答が約半数となり、Z世代の中には自身のストレス耐性が低い方だと感じている人が多いことが明らかに。

自身のストレス耐性についてどう思うか

【調査概要】
調査期間:2024年3月15日~2024年3月18日
調査機関:アップデイト(自社調査)
調査対象:47都道府県在住のZ世代男女
有効回答数:1,033
調査方法:インターネット調査(「Fastask」使用)

<参考>otalab『ストレスに関する実態調査