ボルテックスは、SPC(特別目的会社)を通じて出資している「小郡(おごおり)ロジスティクスセンター」が竣工したことを発表した。
優先出資者は同社のほか、アスコット、日本国土開発。アセットマネジメント業務はシービーアールイー、ボルテックス投資顧問、プロパティマネジメント業務はシービーアールイーが受託しているとのことだ。
同施設は大分自動車道筑後小郡インターチェンジに隣接した立地で、大分自動車道、九州自動車道、長崎自動車道が交わる鳥栖ジャンクションまで10キロ圏内にあり、九州全域への配送を担う物流拠点となっている。
また、人口約30万人都市の久留米市からも通勤圏内であり、甘木鉄道今隈駅まで徒歩9分と近いため、通勤にも利便性が高くスムーズな雇用人材の確保が期待できるとともに、同施設誕生にともなう地域雇用の活性化も見込まれるとしている。
■施設概要
施設仕様:
・CASBEE Aランク取得。1棟5,000坪の環境配慮型物流施設
(2分割利用が可能なボックス型ドライ倉庫)
・幅8メートルの庇を設置し、全天候型のオペレーション対応が可能
・貨物EV2基・垂直搬送機3基と充実した上下搬送設備
・区画ごとに専用の事務所・休憩室を設置