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CCCMKホールディングスは、全国20~69歳の男女1,798名を対象に、インターネット上での意識調査「Tアンケート」によって、「2024年健康意識調査」を実施し、その結果を公表した。
■「健康に気を付けている」人は全体の7割。30代男性は健康意識の差が大きい
自身の健康について「とても気を付けている」から「まったく気を付けていない」までの7段階で回答してもらったところ、全体の約1割の人が「とても気を付けている」と回答。
また「気を付けている」と回答した人の合計は全体の7割を超える結果に。
性年代別に見ると、30代男性は「とても気を付けている」人が15.2%と比較的高いものの、「気を付けていない」と回答した人の合計が約2割と他の性年代よりも高くなり、健康に対する意識は30代男性の中でも分かれていることが分かった。
■若年層はメンタルヘルスケアの管理、40代以上は病気の早期発見を重要視
次に、「健康を維持するためにどんなことが重要と考えられているか」について、「健康的な生活習慣の維持」という回答が全体の31.8%と最も高くなったが、性別・年代別で見てみると傾向が異なった。
まず性別に着目すると、男性は「体力の維持・向上」が女性の同年代と比較するといずれも高く、女性は「健康的な生活習慣の維持」が男性の同年代と比較すると高い傾向に。
続いて年代に着目すると、「病気や不調の早期発見」は40代以上で増加傾向がみられたほか、「ストレスやメンタルヘルスの管理」は比較的若い年代で高いなど、男女ともに年代によって健康の捉え方が異なることが伺える。
■普段の生活の中で取り入れやすい方法で「健康維持」を実践
次に「健康を維持するために意識的に取り組んでいること」について、各取り組みに対し「常に意識的に取り組んでいる」「やや意識的に取り組んでいる」と回答したスコアを分析したところ、「十分な水分摂取」「1人の時間を持つ」「バランスの取れた食事を摂る」「十分な睡眠をとる」など、普段の生活の中で取り組みやすい方法が上位にあがった。
また、食事や睡眠以外にも「1人の時間を持つ」が上位にあるように、環境を用意することも健康維持の1つとして捉えられていることが明らかに。
また、「健康に関する最新情報をチェックする」や「健康を維持するためのツール(筋トレグッズ、サプリメント)への投資」は全体の3割台にとどまり、健康維持のためにあえて時間やお金をかけるのではなく、生活の中で無理せずできることを意識して行っている人が多いことが分かった。
■ヘルスケアアプリでは歩数計が健康維持に活用されている
「健康維持のためにどのようなものを利用しているのか」については、「サプリメント・健康食品」が31.7%で最も高く、「歩数計測を目的としたスマホアプリ」が26.4%となった。
また「歩数計測」「健康管理」「運動管理」「食事管理」「睡眠時間の計測」などそれぞれの目的に特化したスマホアプリの利用を調査したところ、「歩数計測」を目的としたアプリ以外は利用率が10%未満に。
健康維持のために意識的に行っていることとして、食事や睡眠の回答は多かったものの、アプリによる管理を行っている人はまだ一部であることが分かった。
【調査概要】
調査方法:インターネット(Tアンケート)
調査期間:2024年2月6日(火)~2024年2月13日(火)
調査地域:全国
調査対象者:男女20~69歳のT会員
サンプル数:1,798サンプル
※性別・年代別の構成が日本人口構成比に近くなるようにサンプルを回収している。
<参考>CCCMKホールディングス『2024年健康意識調査』