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学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、「住む場所・働き方」に関する調査を実施し、その結果を公表した。
■「都市部に住みたい」と回答した20代が6割超。働き方の希望は「出社とテレワークのハイブリッド」が最多
「住む場所・働き方」に関する希望を聞いたところ、「都市部に住む×出社とテレワークのハイブリッド」と回答した20代が32.5%で最多となり、次いで「都市部に住む×出社」が22.1%となった。
「住む場所」別に見ると、「都市部」に住むことを希望する20代が61.0%、「地方」に住むことを希望する20代が31.9%という結果に。
理由として、「都心のほうが仕事の幅が広く、多様な経験をできそう」「仕事でも、プライベートでも都市部のほうがチャンスや出会いが多い。20代のうちはいろんな経験をしたい」「都心のほうが生活の利便性が高い」「買い物や遊びなど、プライベートの充実を考えると都心に住みたい」といった声が寄せられた。
次に、「働き方」別に見ると、「出社とテレワークのハイブリッド」が45.8%で最多となり、「出社」が34.6%、「テレワーク」が19.4%と続いた。
具体的に、「仕事内容に応じて、出社とテレワークを組み合わせたい」「対面のほうがコミュニケーションをとりやすいので出社をベースに働きたい」「基本は出社したいものの、天候や体調に応じて、テレワークも選択できると安心して働ける」といった声が上がった。
■「フルリモート」や「居住地自由」の企業は志望度が上がるという回答が75.2%
転職活動において、「フルリモート」や「居住地自由」の企業は「志望度が上がる」と回答した20代は、36.8%となった。
「どちらかと言えば志望度が上がる」という回答を合わせると、フルリモートや居住地自由の企業は志望度が上がるという20代は75.2%に上る結果に。
具体的に、「住む場所を自由に選択できると、ライフステージの変化があっても長く働けると思う」「働き方の選択肢は多い方が良い。それだけ多様な人材が活躍できる環境が整っている証拠だと思う」「フルリモートや居住地自由の企業は、社員一人ひとりが裁量を持って活躍しているイメ―ジがある」といった声が上がった。
■「出社の機会がある企業」は「志望度が上がる」の回答が半数超
転職活動において「出社の機会がある企業」は「志望度が上がる」と回答した20代は17.6%となった。
「どちらかと言えば志望度が上がる」という回答を合わせると、半数以上の20代が「出社の機会がある企業は、志望度が上がる」と回答。
具体的に、「週に何度かは出社したほうが、円滑にコミュニケーションを図れると思う」「実際に会うことで信頼関係を築くことができると思う」「リモート中心の業務でも、転職直後は出社の機会があると嬉しい」「業務内容やコンディションに合わせて、出社とリモートを選択できると嬉しい」といった声が寄せられた。
【調査概要】
調査期間:2024年2月5日~2024年2月20日
調査機関:学情
調査対象:20代社会人
有効回答数:375人
調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合ある。
<参考>学情『「住む場所・働き方」に関する調査』