Warisは、3月8日の「国際女性デー」を前に、管理職経験のある女性を対象に「女性管理職に関する調査」を実施し、その結果を公表した。

女性管理職に関する調査

■初めて管理職を打診されたとき、管理職になりたいと感じたか(単一回答/n=260)

初めて管理職を打診されたとき、管理職になりたいと感じたか聞いたところ、8割超が「はい」「どちらかというとはい」と回答。

初めて管理職を打診されたとき、管理職になりたいと感じたか

■管理職になりたいと感じた理由(複数回答可/n=209)

管理職になりたいと感じた理由を聞いたところ、「経験やスキルを磨きたいから」が61.7%、「裁量を広げたいから」が60.8%、「より高い給与や報酬を得るため」が50.7%となった。

管理職になりたいと感じた理由

■管理職になりたくないと感じた理由(複数回答可/n=46)

管理職になりたくないと感じた理由を聞いたところ、「管理職に興味がなかったから」が47.8%、「責任が重い仕事やマネジメント業務を負担に感じたから」が41.3%、「労働時間や仕事量への不安があったから」が37.0%という結果に。

管理職になりたくないと感じた理由

■管理職への挑戦でハードルとなったこと(複数回答可/n=260)

管理職への挑戦でハードルとなったこととしては、「ワークライフバランスへの懸念」が39.6%、「精神的負担が大きいこと」が34.2%となった。

管理職への挑戦でハードルとなったこと

■管理職で苦労している点や課題に感じている点(複数回答可/n=260)

管理職で苦労している点や課題に感じている点を聞いたところ、「男性中心のコミュニケーションや組織風土」が39.6%、「精神的なプレッシャーが大きい」が37.3%、「ワークライフバランスが取りづらい(長時間労働である)」が33.8%という結果に。

管理職で苦労している点や課題に感じている点

■女性管理職を増やすために有効だと考えること(複数回答可/n=260)

女性管理職を増やすために有効だと考えることを聞いたところ、「柔軟な働き方の実現(フレックスタイム・リモートワークなど)」が67.3%、『「家事・育児は女性がするもの」といった社会の性役割意識がなくなる(緩和する)こと』が48.1%、「子育て・介護などのライフと仕事の両立支援(育児・介護休業、時短勤務など)」が47.3%となった。

女性管理職を増やすために有効だと考えること

【調査概要】
調査期間:2024年1月10日~1月26日
調査(告知)対象:管理職経験のある女性(Waris登録者)
調査方法:WEBアンケートフォームによる回答
回答数:260件
調査主体:Waris

<参考>Waris「女性管理職に関する調査~現場の声から課題と女性増への示唆を探る~