埼玉県富士見市、大東ガス、東京ガスは、「富士見市ゼロカーボンシティ」の実現に向けた包括連携協定を締結した。

「富士見市ゼロカーボンシティ」の実現に向けた包括連携協定を締結

富士見市は、2022年4月10日に「富士見市ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、2023年3月に策定した「第3次富士見市環境基本計画」において、脱炭素社会の実現に向けた取組みを進めているという。

同協定は、3者が相互に連携のもと、脱炭素に関する知見や技術を活用し、脱炭素のまちづくりを目指すもの。今後、3者による定期的な協議を通じ、具体的な施策を計画・実施していくとのことだ。

■同協定における連携事項

(1)ゼロカーボンシティ実現に向けた取組のトータルコーディネートに関する事項
(2)エネルギーの地産地消に関する事項
(3)低炭素エネルギーの調達や公共施設等への提供に関する事項
(4)エネルギーデータの活用等によるエネルギー設備や運用などの最適化に関する事項
(5)地域のレジリエンス強化に関する事項
(6)地域の目線で新しい価値や営みを創る価値共創に関する事項
(7)学校等における環境エネルギー教育や食育等を通じた啓発活動に関する事項
(8)各種取組における専門的人材による支援強化に関する事項
(9)その他ゼロカーボンシティの実現に向けた取組みの推進に関する事項

3者は、同協定に基づき、脱炭素のまちづくりを含めたさまざまな分野で連携を強化し、脱炭素社会の実現に向けて継続的に取り組んでいくとしている。

包括連携協定イメージ