求人サイト「Indeed(インディード)」は、求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS(インディードプラス)」を、提供開始したことを発表した。

Indeed PLUSイメージ

Indeed PLUSは、複数の求人サイト(Indeed PLUS連携求人サイト)と複数のATS(※)(Indeed PLUS連携ATS)をつなぎ、多様な求職者と多様な仕事の効果的なマッチングを実現する求人配信プラットフォーム。Indeedは世界60カ国以上でサービスを展開しているが、Indeed PLUSの導入は日本市場が初めてとなるという。

Indeed PLUSを活用すると、求職者は複数の求人サイトを利用しなくとも、普段自身が利用している求人サイトがIndeed PLUSに参画していれば、複数の情報ソースから適した求人情報が表示されるようになり、より効果的に自分にあった仕事を見つけることが可能となるとのことだ。

企業は求人情報を自社の利用しているATS上に一度投稿するだけで、Indeedのマッチングテクノロジーによって最適な求人サイトに自動で掲載され、国内主要求人サイト利用者の最大約7割にリーチすることが可能となり、より自社にあった求職者からの応募を期待できるという。

Indeed PLUSには(1)求職者の応募書類や企業の募集要項の「標準化」を進める、(2)求職者はより多くの仕事に、企業はより多くの求職者に出会えるよう「リーチ」を広げる、(3)多様な求職者と多様な仕事が効果的に「マッチング」する(つながる)、という3つの特徴があるとしている。

Indeed PLUSの3つの特徴イメージ

同社の調べによると、日本の求職者の8割以上、採用企業の7割以上が求人サービス毎に求人情報のフォーマットが異なることを負担に感じていることが明らかになった。

また、9割以上の求職者が、自分にあった仕事の見落としがあるのではないか不安を感じる一方で、7割以上の企業が、自社にあった人材からの応募が少ないと感じているなど、求職者と仕事の出会いの場面でも双方に困難があるという。

Indeed PLUSの3つの特徴はこれらの課題の解決をサポートするとしている。

■Indeed PLUSとの連携サービス

Indeed PLUSは、複数の求人サイト(Indeed PLUS連携求人サイト)および複数のATS(Indeed PLUS連携ATS)と連携。将来的には、さまざまな企業が提供するより多くの求人サイトやATSとの連携を実現し、オープンプラットフォームとして発展することを目指しているという。

●Indeed PLUS連携求人サイト
現在、「Indeed」に加え、リクルートが提供する求人サイト「リクナビNEXT」および「タウンワーク」と連携。また、3月以降に同社の提供する「フロム・エーナビ」「とらばーゆ」「はたらいく」「リクナビ派遣」との連携も予定。

将来的には、様々な企業の提供する複数の求人サイトとの連携を目指しているという。

●Indeed PLUS連携ATS
現在、「Indeed」に加え、リクルートが提供する「Airワーク採用管理」と連携。また、2月以降順次、以下のATSとの連携を予定。

<今後、Indeed PLUS連携ATSへの参画を予定しているATS(一部抜粋)>

  • iRec(プロコミット)
  • engage(エン・ジャパン)
  • OwnedMaker(リクルーティング・パートナーズ株式会社)
  • 採用一括かんりくん(HRクラウド)
  • ジョブオプ採用管理(リクルート)
  • HITO-Manager(パーソルプロセス&テクノロジー/SEEDS COMPANY)