UQコミュニケーションズは、今春から初めて一人暮らしをする予定の18~29歳の男女を対象に、新居選びや引っ越し準備、理想的な居住空間などについてインターネット調査を実施し、その結果を公表した。

■半数以上がオンライン主体で新居選びができることを重視

同調査で、新居選びのプロセスで重視する点を聞いたところ、オンライン主体で新居選びができることを重視する人が半数以上を占めることが明らかになった。問い合わせだけでなく、申し込みや入居手続きまでオンラインでできることを重視する人も55.9%という結果に。

新居選びのプロセスで重視する点

■6割以上がインターネット契約を検討、工事は「対面回避派」が約6割

初めて一人暮らしを始めるに当たり、新居でインターネット回線の契約を検討しているかを尋ねたところ、64.7%の人が「検討したい」と回答。

インターネット回線のうち光回線やCATV回線を新たに引くためには、大家や管理会社の許可を得た上で工事を行う場合があるが、インターネット回線の契約を検討していると回答した人に工事で人が自宅に入ることに抵抗感があるかを尋ねたところ、「抵抗感がある」が61.7%という結果に。

インターネット回線の契約検討状況/回線工事で人が自宅に入ることに抵抗があるか

■モノを減らし、限られた空間を効率よく使う「スペパ」意識

一般的に、一人暮らし用賃貸物件の平均的な広さは20~25平方メートルといわれているが、都市部では20平方メートル以下の物件も多いという。

そこで、新居をスッキリさせるために行いたいことを聞くと、最も高い回答は「モノを減らす」で61.5%、次いで「家具やインテリアを統一する」が51.9%、「スッキリ見えるレイアウト」が48.1%と続いた。

これらの結果から、初めて一人暮らしを始める人は、モノをできるだけ持たないことに加え、限られたスペースを効率的に使う「スペパ(スペースパフォーマンス)」の高い生活空間をつくろうとしていることが明らかになったという。

新居をスッキリさせるために行いたいこと

■スッキリさせたいスペースTOP3は、衣類収納・日用品収納・コンセント周り

新居でスッキリさせたい場所を聞くと、トップ3は「衣類の収納周り」が83.2%、「日用品の収納周り」が82.8%、「コンセント周り(テレビ・レコーダー・PC・スマホ・ゲームなどがあるスペースのいずれか)」が82.1%という結果に。

新居でスッキリさせたい場所

【調査概要】

調査タイトル:今春一人暮らしを始める若者の引っ越し準備に関する調査
調査対象:2024年春より初めて一人暮らしを始める予定の全国18~29歳の男女553人
調査手法:インターネット調査
調査期間:2023年12月12日~14日

<参考>
UQ WiMAX今春一人暮らしを始める若者の引っ越し準備に関する調査