千寿製薬は、2月2日の「夫婦の日」に合わせて、全国の既婚男女300人を対象に、夫婦間の目のコミュニケーション(アイコンタクト)に関する意識調査を実施し、その結果を公表した。

夫婦間の目のコミュニケーション(アイコンタクト)に関する意識調査

■最近の夫婦仲について83.3%が「満足している」と回答(満足度の平均点は69.8点)

最近の夫婦仲に満足しているか聞いたところ、41.3%が「満足」、42.0%が「やや満足」と回答。全体の83.3%は最近の夫婦仲に満足していることが明らかに。

また、夫婦仲に100点満点で点数をつけてもらったところ、平均点は69.8点となった。

最近の夫婦仲に満足しているか

■78.0%がパートナーの目を見て会話ができていると回答

普段、パートナーの目を見て会話ができているかと聞いたところ、全体の78.0%「はい」と回答。

普段、パートナーの目を見て会話ができているか

夫婦仲の満足度別にみると、「夫婦仲に満足している」と回答した人の91.9%が「パートナーの目を見て会話ができている」と回答した。次いで、「やや満足」が81.0%、「やや不満」が47.1%、「不満」が12.5%と、夫婦仲の満足度が下がるにつれ、パートナーと目を見て会話をする割合が下がる傾向にあることが分かった。

夫婦仲の満足度

■パートナー(夫婦)と目を見て会話をすることが大切だと思う人は90.7%

パートナーと目を見て会話することが大切だと思うか聞いたところ、9割以上が「大切」だと考えていることが明らかに。

パートナーと目を見て会話することが大切だと思うか

その理由は、「気持ちが伝わる」「お互いの気持ちが通じる気がする」「感情を読み取るため」「愛情を感じられる」など、目を見て会話をすることで、パートナーに感情や気持ちを効果的に伝えられると考えられていることが分かった。

「健康状態がわかる」「相手の変化に気づきやすい」「その日の気分や体調がわかる」という回答もあり、目を見ることでパートナーの状態を把握する手段として認識されていることが伺える。

また、目を見て会話をすることが、気持ちの伝達を促し、夫婦間の円滑なコミュニケーションに繋がると考えられている傾向にあることが明らかに。

パートナーと目を見て会話することが大切だと思う理由

■パートナーと目を見て話すシーン1位は「自分の考えや思いを伝えたいとき」。2位は、女性「お願い事があるとき」、男性「誠意や感謝を示したいとき」

どのようなシーンでパートナーと目を見て話すか、目を見て話したいと思うか聞いたところ、男女ともに「自分の考えや思いを伝えたいとき」と回答した人が最多で、全体の64.3%となった。

続いて、2番目に多かった回答は、女性が「お願い事・頼りたい事があるとき」、男性が「誠意や感謝を示したいとき」と、男女での意識の違いも明らかに。

どのようなシーンでパートナーと目を見て話すか

■アイコンタクトをする人の98.1%が夫婦仲に「満足」

普段から、パートナーとアイコンタクトをしているか聞いたところ、半数以上が「する」と回答。

普段から、パートナーとアイコンタクトをしているか

また、アイコンタクトの有無別に夫婦の満足度をみると、アイコンタクトを「頻繁にする」「する」と回答した人の98.1%が夫婦仲に「満足」「やや満足」と回答した。

一方で、アイコンタクトを「あまりしない」「まったくしない」と回答した人で、夫婦仲に満足している割合は67.4%となり、アイコンタクトをすることで、夫婦仲の満足度が高まる傾向があることが分かった。

夫婦の満足度

■結婚歴が長いほど目のコミュニケーションは減少していることが明らかに

結婚歴別に、「結婚当初と比べたパートナーとのアイコンタクトの頻度」について聞くと、「やや減った」「かなり減った」と回答した人は、「結婚歴5年未満」が最も低く9.4%、次いで、「5~9年」「10~19年」「20年以上」と続き、結婚歴が長い人ほど、パートナーとのアイコンタクトの頻度が減る傾向にあることが明らかになった。

結婚当初と比べたパートナーとのアイコンタクトの頻度

【調査概要】
実施時期:2023年11月8日~2023年11月9日
調査手法:インターネット調査
調査会社:ネオマーケティング
調査対象:全国の20歳~69歳の既婚の男女300人(男女各150人)

<参考>千寿製薬「夫婦間の目のコミュニケーションに関する意識調査