ファミリーマートは、農林水産省と一般社団法人Jミルクが取り組む「牛乳でスマイルプロジェクト」に賛同し、牛乳の消費拡大への取り組みとして、12月26日から全国のファミリーマート約16,400店にて、以下の2つの施策を実施すると発表した。

ファミマ、牛乳消費拡大に向けた取り組みを実施

(1)牛乳の30円引きセール

対象商品は「明治のおいしい牛乳 900ml」で、通常価格296円(税込)から30円引きの266円(税込)で販売する。期間は2023年12月26日~2024年1月8日。対象店舗は全国(沖縄県除く)。

(2)外国人観光客を対象とした牛乳購入時に使用できる割引クーポン企画

対象商品は「ファミマの牛乳 500ml」で、通常価格164円(税込)から80円引きの84円(税込)で購入できる割引クーポンを配布する。期間は2023年12月26日~2024年2月26日。対象店舗は全国(宮崎県、鹿児島県、沖縄県除く)。

割引クーポンが記載されたチラシは、全国のホテルなどの宿泊施設を中心に約30万枚配布されるという。印字された二次元コードをスマートフォンなどで読み取ると、割引クーポンが表示され、対象商品購入の際、提示することで割引価格にて購入できる。

また、12月19日には、全国農業協同組合連合会(以下、全農)協力のもと、ファミマこども食堂をファミリーマート八千代緑が丘西店(千葉県八千代市)にて開催したという。

ファミマこども食堂の様子

当日は、店舗近隣の小学生以下の子どもと保護者の13人が参加し、店舗のレジ打ち体験や商品陳列体験、食事会などのほか、店舗近郊にて加茂牧場(千葉県八千代市)を運営する酪農家長﨑清子さん(「﨑」は「たつさき」)と全農職員による「らくのうクイズ」を実施し、酪農や牛乳について楽しく学んだとのことだ。

酪農家長﨑清子さんは、「『らくのうクイズ』を通じて、こどもたちと会話をしながら、酪農や牛乳のことを知ってもらう有意義な時間となりました。特に、店舗のイートインであり参加者との距離が近く、声を掛け合いながら進めることができました。冬場は牛乳の消費が減少しますが、飲むだけではなく、料理に活用するなど用途を拡大することで消費が増えたら嬉しく思います」とコメントした。