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GMOリサーチとGMO AI & Web3は共同で、GMOリサーチが保有する国内モニターパネル「JAPAN Cloud Panelジャパンクラウドパネル」のモニターのうち1,126人を対象に、AIトレンドに関する自主調査を実施し、その結果を公表した。
■生成AIの認知と利用状況
生成AIの認知と利用経験の有無について聞いたところ、知っている人は63.6%と全体の半数以上に認知されていることが分かった。
一方で、利用したことがある人は16.6%にとどまり、生成AIについて知っていても利用していないという人は、47.0%という結果に。
また、利用したことがある人の中でも、有償版を利用している人は全体のわずか5%で、お金を払ってでも利用したい、お金を払う価値があると考えている人は少ないことが伺える。
■生成AIへの信頼度
生成AIが提供する情報やコンテンツをどれくらい信頼しているか聞いたところ、信頼すると答えた人は29.5%、信頼しないと答えた人は37.7%と信頼していない人のほうが多い結果に。
生成AIの利用経験の有無別にみると、利用経験者で信頼すると答えた人が57.0%、未利用者は23.8%と33.2ポイントの差があった。
一方で、信頼しないと答えた人の合計は、未利用者と利用経験者の間で大きな差はなく、わからない・意見がないと回答した人は利用経験者と未利用者の間で30.7ポイントの差があった。
この結果から、利用経験は生成AIに対する理解を深め、肯定的な考えを持つようになる人が多いことが明らかになった。
一方で、利用経験の有無にかかわらず信頼できないと考える人の割合がほぼ変わらないことから、信頼できないと評価されているという気づきもあり、生成AIについてはまだ改善の余地があると同社は考察している。
■2023年11月時点の「生成AI」から連想するキーワード
2023年11月現在で、生成AIという言葉から連想するキーワードについて調査したところ、特に回答が多かったのは「ChatGPT」で41.6%を占め、2位以降と30ポイント以上差が開く結果に。
続いて「Google Bard」が8.3%、「Meta AI」が7.4%で、「大規模言語モデル」、「プロンプト」などの技術的な項目も挙げられた。
一方で、全回答者の51.5%が具体的なAI関連キーワードについて認識していないことも明らかになった。
【調査概要】
調査テーマ:AIトレンドに関する自主調査
調査地域:日本国内
回答者数:1,126名
調査対象:15~93歳までの男女
調査期間:2023年11月30日
調査方法:オンライン調査
<参考>GMOリサーチ『お金を払ってでも生成AIを利用したい人はわずか5%にとどまる』