サイバーエージェントは、「極予測AI」において、生成AIを活用した広告効果の高い商品画像の自動生成機能を開発し、2024年1月より順次本格運用を開始すると発表した。
同機能により、従来の撮影で必要とされていた機材やセット、ロケーションを用意せずに、あらゆるシチュエーションと商品画像の組み合わせを大量に自動生成することが可能になるという。
また、生成した商品画像と効果予測AIを活用し、予測を行いながらより効果の高い商品画像の提供を実現するとのことだ。
さらに、撮影した商品画像に合った背景生成をするだけでなく、商品画像そのものを学習させることによって、様々なシチュエーションで実際に撮影したかのような画像の自動生成も可能に。
通常の商品画像生成では自動生成が難しいとされる、ガラス瓶などの透明商材が背景に溶け込む画像や商材へ差し込む光など、複雑な表現にも対応するとのことだ。
「極予測AI」は、AI研究開発組織「AI Lab」と共に研究開発を行うとともに、学習に必要な計算リソースや撮影体制の強化により、今後もさらなる広告効果向上を目指すとしている。