Transit Branding Studioは、京都銘菓「京ばあむ」を製造・販売する美十が開業したお菓子のミュージアム「atelier京ばあむ」内のカフェエリアのプロデュースを中心に、施設名称提案など館内コンテンツ計画のサポートを実施したことを発表した。

施設イメージ

「atelier京ばあむ」は、京都やお菓子への理解を深める役割を担った、ファクトリー・ミュージアム・カフェ・ショップなどを含む複合施設。

同施設は、着想から5年をかけ、美十の旗艦店として京都やお菓子への理解を深め、京都洛南エリアの観光活性化にも貢献していくことを目指しているという。

内装設計は、乃村工藝社A.N.D.の小坂竜氏、グラフィックデザインは6Dの木住野彰悟氏が参画し、ロゴマーク・パッケージ・階段・通路・壁・床・天井・什器まで、京都や「京ばあむ」を感じる空間となっているとのことだ。

■施設構成

<1F>メインショップ・洋菓子工房
1Fではメイン商材である「京ばあむ」を中心に、同施設でしか買えない「京ばあむ〈atelier京ばあむ限定箱〉」など様々なお菓子を販売。また、美十の菓子類の開発拠点となる洋菓子工房を併設し、「京ばあむ」と同じ京都産宇治抹茶を使用したスイーツをはじめ、素材の味を生かした洋生菓子も販売しているという。

<2F>工場見学・ライブラリ
工場に設置した通路からは、製造工程を見学可能。さらに、「京ばあむ」の工程についてイラスト入りで紹介するとともに、実際に使用していた道具を展示しているとのことだ。

<3F>カフェレストラン・テラス
カフェでは、「京ばあむ」の新たな魅力を引きだしたスイーツプレートの他、ダイレクトに「京ばあむ」の美味しさを味わう一皿、抹茶ドリンクやジェラート等を提供。

提供するスイーツ類は、3月に開催された2年に1度フランスで開催されるパティシエの世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」の日本予選A部門(シェア・デザートとアメ細工のピエスモンテ)にて優勝し、日本代表に選出されたシェフパティシエの的場勇志氏が開発。

施設内観

■施設概要

名称:atelier京ばあむ
住所:京都府京都市南区西九条高畠町1
延床面積:約3,300平方メートル
営業時間
<1F>SHOP/<2F>工場見学10:00~18:00
<3F>カフェ11:00~18:00(ラストオーダー17:30)
定休日:<3F>カフェのみ火曜日定休(2023年12月~2024年2月の間)
アクセス
<電車>近鉄京都線「十条駅」から西へ徒歩10分
<バス>京都市バス16系統・19系統・42系統「市民防災センター前」より徒歩2分
<車>名神高速道路京都南ICより10分
駐車場台数:約40台(近隣駐車場含む)
その他:授乳室設置(3Fに1部屋)