大和ハウスグループの大和物流は、鹿児島県霧島市において、物流施設「(仮称)鹿児島臨空物流センター」を開発をすることを発表した。
同センターは、九州の主要高速道路である九州縦貫自動車道「溝辺鹿児島空港インターチェンジ」から約950mの距離にあるため、九州南部の広域物流拠点として鹿児島県・宮崎県・熊本県への配送に適した立地となっている。
また、高床式と低床式の両方のバースを備えており、さまざまな荷物・荷役方法に合わせて効率的に入出庫作業ができる施設仕様とのことだ。
なお同社は、同センターの開発決定に伴い、霧島市と霧島市鹿児島臨空工業団地における立地協定を締結。立地協定の締結にあたり、鹿児島県立ち合いのもと霧島市で調印式も行われたという。
同センターを開設することで、地域における雇用創出や物流の効率化などを通じて、地域経済の活性化に寄与することを目指すとのことだ。
■施設概要
名称:大和物流株式会社「(仮称)鹿児島臨空物流センター」
所在地:鹿児島県霧島市溝辺町麓字山神321-10ほか
敷地面積:18,972.31㎡(5,739.12坪)
延床面積:19,074.00㎡(5,769.89坪)
構造:鉄骨造地上2階建て
バース形状:
西面:高床式/北面:低床式
床荷重:
1階:2.0t/㎡、2階:1.5t/㎡
搬送設備:
・荷物用エレベーター4.6t:1基、3.6t:2基
・垂直搬送機1.8t:1基、1.5t:1基
環境設備:
・全館LED照明導入
・ソーラーパネル敷設(※容量未定)
アクセス:九州縦貫自動車道「溝辺鹿児島空港インターチェンジ」から約950m
着工(開発):2023年12月15日予定
着工(本体):2024年4月1日予定
竣工:2025年4月30日予定
稼働:2025年5月1日予定