リクルートが運営する、スマートフォンを使ったQRコード決済を店舗に簡単に導入できる「Airペイ QR」は、中国アント・グループのクロスボーダー決済サービス「Alipay+」の対応ブランド拡大に伴い、新たに海外の決済ブランド8種を追加したと発表した。

「Airペイ QR」、海外の決済ブランド8種を追加 新たにイタリア・モンゴル・マカオのQRコード決済に対応

「Airペイ QR」では、「Alipay+」を通して、3月時点でタイ・フィリピンといったアジア諸国のQRコード決済8種に対応していたという。今回新たにイタリア・モンゴル・マカオのQRコード決済ブランドを追加することで、合計16種の海外ブランドへの対応が可能になる。

「Airペイ QR」は、カード・電子マネー・QR・ポイントも使える店舗の決済サービス「Airペイ」のQRコード決済サービス。中国最大級の決済サービス「Alipay」「WeChat pay」をはじめ、国内サービス「d払い」「PayPay」などにも対応している。

月額固定費は無料で、機能アップデートも自動で完了するため、導入後は特別な作業を必要とせず、国内外のキャッシュレス決済に対応できるため事業者の負荷の軽減につながるとしている。

同社は、「Airペイ QR」一つでQRコード決済を対応できる世界を実現すべく、今後も決済ブランドの拡充や機能改善により、さらなるサービス向上を推進するとのことだ。