パナソニックでは、20~50代の男女1,034名を対象に「肩こりと仕事パフォーマンスに関する調査」を実施し、その結果を公表した。
■調査結果
まず、何らかの健康上の要因によって、仕事中に業務の能率が落ちていると感じることはあるか聞いたところ「頻繁にある」が17%、「たまにある」が49%と、66%の人が「ある」と回答。
具体的に仕事中に感じたことがあるものとしては、1位は「肩こり」で52%、2位は「睡眠不足」で48%、3位は「疲労感」で44%という結果になり、半数以上が仕事中に「肩こり」を感じていることが分かった。
肩こりを感じる時間としては、「夕方(15時〜18時)」が47%で最多となり、続いて「昼過ぎ(正午〜15時)」が29%に。終業に近づくに連れて肩こりを感じやすくなっていることが伺える。
肩こりの原因については、「連続して長時間同じ姿勢での作業」が66%と、多くの人が仕事中の肩こりに悩んでいた。
また、連続した同じ姿勢が続くことが原因と感じている人が多く、業務の能率が落ちていると感じている人も多くいることが分かった。
続いて、肩こり改善のために対策を行っているか聞いたところ、「対策をしている」が52%に対し、「対策をしていない」が45%と意見が二分する結果に。
また、年代別で見てみると若い世代ほど肩こり改善のために「積極的に対策をしている」ことが分かった。
「積極的に対策をしている」と回答した人は50代が8%、40代が11%、30代が15%、20代が18%という結果となり、20代は50代の2倍以上の方が肩こり改善のために積極的に対策をしており、若い世代の肩こり改善のへの関心の高さがうかがえる結果となった。
肩こり対策費については、「費用はかけていない」が最多で25%、次いで「1,000円以上5,000円未満」が22%、「1,000円未満」が19%、「5,000円以上1万円未満」が16%という結果に。毎月肩こり対策に「1万円以上」かけている人も19%と約2割いることが分かった。
【調査概要】
調査地域:全国
調査期間:2023年10月26日~11月2日
調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
調査対象:20~50代の男女
有効回答:1,034名(男性:521名、女性:513名)