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ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営するクラダシは、2022年に引き続き、「Kuradashi」利用者を対象に、「物価高騰の影響によるライフスタイルの変化に関する調査」を実施し、結果を公表した。
以下、調査結果を一部抜粋して紹介する。
■昨今の食品の値上げによる家計への影響
「昨今の食品の値上げは、家計にどの程度の影響があるか」という質問に対して、「とても影響がある」と回答した人が43.5%、「やや影響がある」と回答した人が45.7%で、回答者全体の89.2%が家計への影響を感じているという結果となった。
また、「昨今の食品の値上げを受けて、よりお得に食品を購入したいと思うようになったか」という質問には、71.9%の人が「とても思う」と回答。
「まあ思う」と回答した人は25.9%で、回答者全体の96.8%がよりお得に食品を購入したいと考えていることが判明し、値上げによる家計への影響が多くの人の消費意識にも変化を与えていることが読み取れる結果となった。
■食品の値上げによる買い物時の変化
「昨今の食品の値上げを受けて、お買い物する際にどのような変化が現れたか」という質問では、「よりお得に購入する方法や場所で食品を購入するようになった」と回答した人が39.3%、「明らかに価格が高騰した食材を購入する頻度を減らした」と回答した人は23.6%という結果となった。
■食品の中で特に値上げされていると感じるもの
特に値上げされていると感じる食品を調査したところ、最も多かったのは「卵・乳製品」で61.9%、次いで多かった回答は「野菜・果物」で52.4%となった。
また、「値上げされたことが理由となって購入を控えるようになった食品はあるか」という質問では、「購入を控えるようになったものはない」という回答が32.6%で最多となったがが、前問で値上げされていると回答した人が多い「卵・乳製品」、「パン」、「お菓子」はそれぞれ20%前後の人が購入を控えるようになったと回答している。
■規格外品や訳あり品、未利用魚などの購入について
昨今の値上げとともに、規格外品や訳あり品、未利用魚などが注目されているが、これらの購入について自身の考えにあてはまるもの調査したところ、「味や品質に問題なければ形など気にしない」と回答した人が92.8%という結果に。
次いで「安い方が嬉しいので、賞味切迫や規格外品などを率先して購入している」と回答した人が70.0%。
賞味期限内でかつ品質などに問題がないのであれば、お得な商品を購入したいと多くの人が考えていることが読み取れる結果となった。
【調査概要】
調査名:「物価高騰の影響によるライフスタイルの変化」に関するアンケート
調査目的:昨今の食品の値上げが「Kuradashi」利用者のライフスタイルにどのように影響しているのかを知り、今後の情報発信やサービス改善に役立てる。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年10月3日(月)~2023年10月20日
有効回答:3,109名
※百分率(%)は小数第二位で四捨五入し、小数点第一位までを算出。
※百分率の合計値が100%とならない場合あり。
<参考>
クラダシ『物価高騰の影響によるライフスタイルの変化に関する調査』