Googleは、Google Pixel 8とGoogle Pixel 8 Proを10月12日に発売すると発表した。

左から、Google Pixel 8/Google Pixel 8 Pro/Google Pixel Buds Pro/Bayバンド付きの Google Pixel Watch 2

■外観

Google Pixel 8とGoogle Pixel 8 Proは、メタリック仕上げとリサイクル素材を採用。

Google Pixel 8は、輪郭のあるエッジで、Google Pixel 7よりも小さいサイズとなっているという。リアルで鮮明なActuaディスプレイは6.2インチで、Google Pixel 7のディスプレイよりも42%明るさが向上したとのことだ。Google Pixel 8のサテンメタル仕上げとポリッシュガラスの背面は、Hazel・Obsidian・Roseの3色展開となっている。

Google Pixel 8(左からHazel・Obsidian・Rose)

一方で、Google Pixel 8 ProのSuper Actuaディスプレイは6.7インチで、Google Pixel史上最も明るいディスプレイだという。Google Pixel 8 Proの背面はマットガラス、フレームはポリッシュ仕上げのアルミニウムになっており、Bay・Obsidian・Porcelainの3色展開とのことだ。

今回、Google Pixel 8 Proの本体背面には、新しく温度センサーを搭載したという。これにより、対象物をスキャンして温度をチェックすることができ、例えば鍋や温かい飲み物の温度確認などに活用できるとしている。

Google Pixel 8 Pro(左からBay・Obsidian・Porcelain)

■カメラ

Google Pixel 8 Proのすべてのカメラはアップグレードされ、メインカメラが低照度環境で写真や動画を撮影できるように。また、大型のウルトラワイドレンズはマクロフォーカスがさらに向上し、望遠レンズはGoogle Pixel 7 Proよりも56%多くの光を取り込み、前面カメラにはオートフォーカスが搭載されたとのことだ。

Google Pixel 8も、同様にアップデートされたメインカメラに加え、マクロフォーカスを可能にする超広角レンズも搭載したという。

カメラアプリは、インターフェイスが再設計され、お気に入りの写真や動画モードにすばやくアクセスできるように。また、Google Pixel 8 Proにはプロ設定が加わり、シャッタースピードやISO、ズーム範囲全体での50MP画質などの設定を使用することが可能になったという。

プロ設定

■その他の新機能

●ベストテイク
ユーザーが実際に撮影した写真をもとに、撮りたいと思っていた写真へと仕上げる機能。オンデバイスのアルゴリズムが一連の写真から得た被写体となる人の顔をまとめて、全員の最高の表情が収まった一枚の写真にすることができる。

ベストテイクイメージ

編集マジック
Googleフォトの「編集マジック」は、ユーザーが本来撮影しようとした瞬間を作成するために、生成AIを使用した新しい編集体験機能。数回タップするだけで、被写体の位置やサイズを変更したり、背景をより際立たせたりすることができる。

編集マジックイメージ

●音声消しゴムマジック
「音声消しゴムマジック」では、風の音や街の喧騒など、動画内の気が散る音を軽減できる。

音声消しゴムマジックイメージ

●動画ブースト
色・照度・手ぶれ補正・粒状性を調整することで実物を撮影したかのような動画を収めることができる。また、ビデオ夜景モードが搭載されており、低照度下でのスマートフォンの動画画質を向上させるという。
なお、「動画ブースト」は今後提供予定であるとのことだ。

ビデオ夜景モードイメージ

●音声入力
様々な言語に対応した音声入力アシスタントと、レコーダー機能が新しくなり、言語設定を手動で変更しなくても自動で発話している人の言語を検知し、その言語で音声入力を行うことができる。

日本語で音声入力中の画面

【Googleストア販売価格(税込)】
Google Pixel 8(128GB)112,900円
Google Pixel 8(256GB)122,900円
Google Pixel 8 Pro(128GB)159,900円
Google Pixel 8 Pro(256GB)169,900円
Google Pixel 8 Pro(512GB)189,900 円