ケン・コーポレーションとヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区は、2023年9月24日に「ヒルトン横浜」を開業することを発表した。
「ヒルトン横浜」は、ケン・コーポレーションによる横浜・みなとみらいの大規模複合開発「Kアリーナプロジェクト」の一環で、約2万人の動員が可能な世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」に隣接し、街区「ミュージックテラス」のホテル棟として誕生。ヒルトンにとっては、横浜・みなとみらいに初進出となるとのことだ。
同ホテルは、JR横浜駅から徒歩9分(※現在計画中の歩行者デッキが完成した場合。完成前は徒歩11分)、みなとみらい線新高島駅から徒歩5分の距離にあり、商業施設の横浜ベイクォーターから川を挟んだ対岸のウォーターフロントに位置。
周辺には、パシフィコ横浜、臨港パーク、横浜ハンマーヘッド、赤レンガ倉庫などがあり、観光にもビジネスにも便利なロケーションとなっている。
地上26階建で、客室は、みなとみらいのシティビューを眺望するデラックスルーム、横浜駅側のウォーターフロントの景色を見晴らすプレミアムルーム、エグゼクティブラウンジへのアクセスが可能なエグゼクティブルームなど8タイプ全339室で、全室31平米以上とゆとりある広さに。
その他、ホテルの施設として、料飲施設3店舗(オールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バー&ラウンジ)、宴会場・会議室、フィットネス、ショップを兼ね備えているとのことだ。
また同ホテルは、建築様式のアール・デコをモチーフに、モダンな横浜の要素を組み込み再構築した「YOKOHAMA Déco(ヨコハマ・デコ)」がホテル全体のデザインコンセプトとなっている。
アール・デコは、神奈川県庁本庁舎などの歴史的建築にその造形が多くみられ、そのきらびやかな豪華さと未来的なスタイリッシュさを取り入れながら、横浜の海、港町や音楽のイメージと掛け合わせたこのホテルならではのデザインを施しているとのことだ。