パーソルホールディングスは、パーソル総合研究所と東京都市大学都市生活学部コミュニティマネジメント研究室の坂倉杏介教授、および「おやまちリビングラボ」と共同で、「“はたらくWell-being”を体験する対話型ゲーム ‐ いいゆ -」を開発したと発表した。

パーソルグループは、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現に向け、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、個人や職場の“はたらくWell-being”を向上させる支援を推進していくとし、今回開発されたゲームはこの取り組みの一環とのことだ。

「“はたらくWell-being”を体験する対話型ゲーム ‐ いいゆ -」を開発

ゲーム「いいゆ」は、4~6名のプレーヤーが架空の温泉旅館の従業員になり、他のプレーヤーが打ち明ける仕事の悩みに対し、最適な声がけをするというもの。

仕事の悩みに対する声がけに用いるのは、パーソル総合研究所と慶應義塾⼤学前野隆司研究室の共同研究で明らかとなった「はたらく人の幸せの7因子/不幸せの7因子」。

声をかける相手がどの因子の影響を強く受けているのかを推察し、幸せ因子を高め不幸せ因子を和らげる声がけを行い、相手に響いた声がけには、お礼として「Well-beingコイン」がもらえるという。

仕事の悩みの相談と、それに対する声掛けを繰り返しながら「Well-beingコイン」を集め、旅館のWell-beingを推進する最高責任者「Chief Well-being Officer(CWO)」を目指す。

「“はたらくWell-being”を体験する対話型ゲーム ‐ いいゆ -」

同ゲームのコンセプトは、「個人や職場が楽しく“はたらくWell-being”に取り組みやすいビジネスゲーム」で、パーソルグループは、同ゲームを通じて個人と職場のWell-beingな状態を醸成し、対話力の向上を期待しているとのことだ。

今後、同ゲームを使い、自分と他者の「はたらく幸せ/不幸せ」を体感し、“はたらくWell-being”への理解を深めて、職場での実践に結びつけることを狙いとするワークショッププログラム(ビジネスゲーム研修)をパーソル総合研究所から提供するとしている。