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阪急電鉄、2027年度末までにすべての車両に防犯カメラを設置へ 今年8月より運用開始

阪急電鉄は、2027年度末までにすべての車両に防犯カメラを設置すると発表した。車内のセキュリティ強化を目的としており、2023年8月末から順次運用を開始する予定とのことだ。

今回導入する防犯カメラは通信機能を有しており、車内でトラブルが発生した際にリアルタイムで映像と音声を確認できるという。これにより、車内の状況を素早く把握し、迅速に対応することが可能となるほか、犯罪や迷惑行為の抑制にも寄与するとしている。

防犯カメラは主に車両の乗降ドアの上部に設置され、車内を撮影(録画・録音)。撮影したデータは一定の期間を経過した段階で自動的に削除され、第三者への提供は行われない(警察捜査関係者から要請を受けた場合を除く)。

また、防犯カメラで撮影した車内映像をもとに、AI認識技術を活用して混雑状況を可視化する検討も進めているとのことだ。

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