無印良品、千葉県鴨川市に全国初の中長期滞在型施設「MUJI BASE KAMOGAWA」オープン　築100余年の古民家をリノベーション

良品計画は、地域に根差した無印良品のある暮らしが体現できる、古民家をリノベーションした中長期滞在型施設「MUJI BASE KAMOGAWA」（千葉県鴨川市）を全国初のMUJI BASEとして8月1日にオープンすると発表した。

MUJI BASEは、首都圏に集中する住宅、使われていない古民家、失われていく郷土文化の継承などの社会課題と向き合いながら、「一つの拠点で暮らす」という常識を超えて、遊休不動産の活用などを通じ、もっと自由な暮らしを提案する。

今回オープンする「MUJI BASE KAMOGAWA」は、千葉県鴨川市にある築100余年の古民家を無印良品が企画・デザインを担当し、リノベーションを施したという。

無印良品のアメニティや地域の旬の食材セット（有料）などを用意しているほか、鴨川地域の生活文化に溶け込む暮らし方の提案として、“食と農”をテーマに地域事業者の人々と協業し、生産者から農業を学びながら体験できるプランなどを、宿泊者限定で提供していく予定とのことだ。

7月20日よりAirbnbにて宿泊予約が開始されている。なお、こだわりの空間で、鴨川での日常生活を中長期で楽しんでもらうため、予約は2泊以上で受け付けるとしている。