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学情は、20代社会人を対象に「フレックスタイム制」に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。
「リモートワーク」が普及し一定程度定着したことで、仕事と生活の境界線が曖昧になり、企業・働き手双方で「働き方」や「休み方」を見直す動きがある。日々の始業時間や終業時間を柔軟に設定できる「フレックスタイム制」を、20代のビジネスパーソンはどのように捉えているのか、今回アンケートを実施したとのことだ。
■フレックスタイム制を導入する企業に「魅力を感じる」と回答した20代が、8割を超える
フレックスタイム制を導入する企業について、55.8%が「魅力を感じる」と回答。「どちらかと言えば魅力を感じる」28.8%を合わせると、8割を超える20代が、フレックスタイム制を導入する企業に魅力を感じていることが分かった。
「柔軟に働ける企業は魅力を感じる」「子育て中の人も仕事をしやすく、多様な人材が活躍できると思う」「仕事の進捗やその日の予定に合わせて勤務時間を調整できると、時間を有意義に使うことができる」といった声が寄せられたとのことだ。
■20代の7割が、フレックスタイム制を導入する企業は「志望度が上がる」
「フレックスタイム制を導入する企業は志望度が上がるか」という質問では、35.4%が「志望度が上がる」と回答し、「どちらかと言えば志望度が上がる」34.6%を合わせると、20代の7割が、フレックスタイム制を導入する企業は志望度が上がるという結果に。
「最優先ではないものの、制度があると嬉しい」「必要に応じて勤務時間を調整できると、余裕のある生活ができると思う」「柔軟に働けると、生産性が上がると思う」といった声が寄せられたという。
■転職時に、働き方の柔軟性を「最優先ではないが重視する」20代は55.0%
転職時に、フレックスタイム制など働き方の柔軟性を「最優先で重視する」と回答した20代は15.0%。最も回答を集めたのは、「最優先ではないが重視する」で55.0%となった。
「実際に制度を利用するかは分からないが、働き方の選択肢が多いのは嬉しい」「結婚や出産、育児などライフステージに変化があっても、働き続けられそう」といった声が挙がったとのことだ。
【調査概要】
調査期間:2023年6月20日~2023年6月28日
調査機関:学情
調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
有効回答数:260名
調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある。
<参考>
学情『「フレックスタイム制」に関するアンケート調査』