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ナイルが運営する「Appliv TOPICS」は、20~69歳男女1,641人を対象に、Amazonプライムに関するアンケートを実施し、結果を公表した。
■Amazonプライム加入率は約44.5%、20代は過半数超え
Amazonの様々な特典を受けられる、サブスクリプションサービス「Amazonプライム」に加入しているかを尋ねたところ、「現在加入している」が44.19%で最多となった。
「過去に加入していた」は11.94%、「加入していない」は40.46%という結果に。
年代別に見てみると、若い世代ほど「Amazonプライム」の利用率が高いことが判明。20代では「現在利用している」が過半数超えの55.15%となっている。
また、「現在加入している」と回答した730名に、「Amazonプライム」にいつ加入したかを尋ねたところ、「1週間以内」から「1年以内」と回答した人の合計は23.98%、「3年以内」は23.97%。「5年より前」と回答した人が最も多く30.41%という結果に。
■よく使うプライム特典は「プライム・ビデオ」配送料無料よりも利用率が高い
「現在加入している」と回答した730名に、日常的に利用しているプライム特典を質問したところ、最多は「プライム・ビデオ」で83.84%。次いで「配送料無料・配送特典」75.62%という結果となった。
この2つが他を大きく引き離して高く、音楽聴き放題の「Amazon Music Prime」が28.49%、専門チャンネルで動画を楽しめる「Prime Video チャンネル」が21.10%、プライム会員限定の「先行タイムセール」が16.16%など、その他の特典の利用率は3割以下となっている。
年代別で各プライム特典の利用率をみると、「プライム・ビデオ」はどの年代も80%台で近い数字となっていた。一方、「配送料無料・配送特典」の利用率は、60代で90.60%と高いが、下の年代では80%以下となっており、特に20代では62.64%にとどまっている。
若い世代はAmazonをショッピングサービスとしてではなく、動画配信サービスをメインに利用することの方が多いと同社は考察。
また、フォトストレージ「Amazon Photos」や書籍読み放題「Prime Reading」などを含む、「その他特典」の利用率は50代以上で低下。これに対して、40代以下のユーザーは「Amazonプライム」の多様な特典を効果的に活用している傾向が見られた。
■プライム特典を活用できていると感じているのは7割以上
さらにAmazonプライムの利用者に「Amazonプライムを活用できていると思うか」を尋ねたところ、最多は「どちらかと言うと活用している」で45.34%。
「とても活用している」と合わせると、76.44%が「Amazonプライム」を活用できていると感じていることがわかった。
年代別で見てみると、「とても活用している」の割合が20代は47.25%、年代が上がるごとに下がっていき、60代は12.82%。しかし「どちらかと言うと活用している」の割合は、60代が最も高く59.83%。「とても活用している」「どちらかと言うと活用している」の合計は、50代が最も低い結果となった。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年6月8日~6月15日
調査委託先:ジャストシステム
調査対象:20~69歳男女
サンプル数:1641人
年齢
15~19歳:330人
20~29歳:331人
30~39歳:326人
40~49歳:324人
50~59歳:330人
性別
男性:821人
女性:820人
<参考>
ナイル「Appliv TOPICS」『Amazonプライムに関するアンケート』