マリオット・インターナショナルは、福岡市の中心部に位置する福岡大名ガーデンシティ内に「ザ・リッツ・カールトン福岡」を開業した。マリオット・インターナショナルとして九州初のラグジュアリーホテルとなる。

「ザ・リッツ・カールトン福岡」外観

「ザ・リッツ・カールトン福岡」は、福岡市のトレンドの中心地・天神に位置し、福岡空港や博多駅、博多港から車または公共交通機関で15分ほどの距離にある。東京の久米設計がデザインした25階建てのガラスタワーの9フロアを占有しており、インテリアデザインとアートは、福岡の伝統工芸である絹織物「博多織」からインスピレーションを受けているという。

19階から23階には、50㎡のゲストルームと75㎡以上のスイートルームを備え、福岡の街並みを望む「福岡スカイライン」、大濠公園の豊かな緑を見渡す「パークビュー」、博多湾を行き交う船やその先に広がる眺望が美しい「ベイビュー」など、さまざまな客室タイプを用意。

デラックスキングルーム

ホテル内には、4つのレストランと2つのバーがあり、福岡の豊かな食材を生かしたメニューを提供。「Viridis(ヴィリディス)」では、「Farm-to-Sky 地産地消(農場から、空へ)」をコンセプトに、九州産食材を使ったモダンウェスタンメニューが、日本料理レストラン「幻珠(げんじゅ)」では、日本が誇る三大美味、会席、鮨と鉄板焼が楽しめるという。

24階にある「ザ・リッツ・カールトン スパ」では、博多湾を見渡す25mの屋内プールやシティビューが広がるジム、英国のスパブランドESPAによるボディトリートメントが体験できるシングルとダブルのトリートメントルームを備えている。

また、3階には、108㎡の「ザ・リッツ・カールトン スタジオ」と336㎡の「ザ・リッツ・カールトン ボールルーム」の2つのバンケット会場があり、用途にあわせて、さまざまなイベントに柔軟に対応することができるほか、和と洋が融合したチャペルでは、結婚式を行えるとのことだ。

ザ・リッツ・カールトン福岡は、伝統とモダンが融合した福岡市の成長著しい都市に、ザ・リッツ・カールトンブランドの伝統的なサービスと洗練されたエレガントな体験を提供するとしている。