ファミリーマートは、社員の業務効率化・生産性向上を目的として、希望する全社員を対象に統計知識を活用したデータ分析などの「リスキリング」支援を実施することを発表した。
なおファミリーマートは、2023年5月より社員を対象にシステム開発およびデータ活用領域における人財育成を推進しており、今後3年間で約100名以上のITデジタル人財を育成していくとのことだ。
■育成概要
1.システム開発領域の人財を育成し、各部門のITデジタル分野における業務改革を推進
主旨:
各本部のITデジタル分野において、システム部門と連携しながらプロジェクトを進行し業務改革の推進を担うことを目的に、自部門業務に加えシステム開発に関する知識を有する人財を育成する。
期間:2023年6月1日~2024年5月31日
対象:本社社員6名
内容:要件定義やシステム化企画などシステム開発の基本業務をOJT含め1年間実施
2.データ活用領域の人財を育成し、社内データの利活用を促進
主旨:
社内に蓄積されたデータを活用し担当領域に応用できる高度なITデジタル人財を育成することで、各部門におけるDXの推進に繋げる。
期間:
2023年5月1日~7月31日
2023年10月6日~12月8日
2023年11月13日~2024年1月31日
対象者:
既存業務においてデータ分析に従事している社員約20名/回
内容:
各部門の業務を踏まえた課題設定・分析設計からデータ加工・分析スキルを習得する約40時間の研修を実施。
3.全社員を対象に「リスキリング」支援を実施
主旨:全社員のIT・デジタルリテラシー向上を図り、データ活用を通じて担当業務の質向上に繋げる。
期間:2023年6月1日~2024年5月31日
対象者:受講希望をする社員約1,200人
内容:統計知識を活用したデータ分析など10項目のe-Learningを実施。