楽天グループは、今秋以降にデジタルコミック配信サービス「R-TOON」を提供開始すると発表した。
「R-TOON」は、縦読みデジタルコミックのオリジナル作品をはじめとする、さまざまなデジタルコミックを読むことができるサービス。作品を毎日1話無料で読める機能および、話単位でコミックを購入できる機能を提供する予定だという。
パートナー企業として少年画報社、ストレートエッジ、ニトロプラスと協力し、縦読みデジタルコミックにおけるオリジナル作品の共同制作を開始しており、これらの共同制作作品は「R-TOON」において配信する予定とのことだ。
共同制作作品については、IP(知的財産権)を包括的にプロデュースするコンテンツレーベル「Rakuten Content Central」の基盤を活用し、国内外の様々なメディアにおける派生コンテンツやマーチャンダイジングの展開も計画しているという。
また、1億以上の楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に、楽天グループが展開する70以上のサービスを有機的に結び付けて形成する「楽天エコシステム(経済圏)」の様々なサービスとのコラボレーションも推進していく予定だとしている。