東急および東急レクリエーションが2023年4月に新宿歌舞伎町で開業した「東急歌舞伎町タワー」が、来館者数100万人を突破したことを発表した。
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「東急歌舞伎町タワー」は、ホテルおよび映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設などからなる、地上48階・地下5階・塔屋1 階、高さ約225メートルの超高層複合施設。
新宿歌舞伎町の新たな都市観光拠点として、平日は、1日平均約2万人、土日祝日は、1日平均約3万5千人の来館者数を記録し、エンタメ・レジャー施設として好調な動き出しとなっているという。
特に、立地特性も相まって同施設ならではのエンターテインメント体験や食事を楽しむ海外からの利用者も増加傾向にあるとのことだ。
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また合わせて、2023年5月中旬には、同施設の18・39~47階に位置するラグジュアリーホテル「BELLUSTAR HOTEL, A Pan Pacific Hotel」および18・20~38階に位置するライフスタイルホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel」の2つのホテルが開業。
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ホテル開業以前より、訪日外国人観光客からも多数予約があり、インバウンド需要の高まりやポストコロナに向けた回復を感じられる状況となっているとしている。
同社は、ホテルを含めた同施設全館が開業し、訪日外国人観光客の需要も高まっていく中で、今後も国内外からのさらに多くの人が楽しむことのできる施設を目指すという。
合わせて、地域団体などとも連携し、エンターテインメント文化の創出・発信や地域のさらなるにぎわい創出、ナイトタイムエコノミーの活性化などに寄与することで、世界へ向けた新たな都市観光の拠点として「エンターテイメントシティ歌舞伎町」の実現を目指すとのことだ。