「StayX」を展開するmatsuri technologiesは、東急リバブルとJBCホールディングス(以下、JBCHD)と業務連携の上、「StayX」を導入した賃貸住宅を投資対象とした不動産ファンド(以下、ファンドシリーズ)への組成を加速し、中長期で取得資産残高(以下、AUM)の拡大を目指していくことを発表した。
「StayX」は、ソフトウェアを主軸に空間の価値を最大化するソリューション。1つの空間をフレキシブルに変化させ、様々な用途に対応させることを可能にしているという。
StayXは主に賃貸住宅施設向けに導入され、年単位の長期契約が商習慣の常識を、matsuri technologiesが提供するサービスを通じて、1日から数日単位での短期利用や1か月から数か月単位での中期利用を実現。
また、同社はインターネットを経由した集客、リアルタイムでの施設/備品管理、データに基づいた価格調整、アプリケーションをプラットフォームとした清掃員管理などあらゆるツールを自社で開発し、効率的な施設運営を可能としている。
同社は、人口減少による労働力不足をソフトウェアの力で解決し、目まぐるしく変化する需要をキャッチし、利用者にピンポイントで提供することで、StayXを社会インフラの新しい形として提言することを目指しているとのことだ。
同社は、東急リバブル・JBCHDと、StayXを導入した賃貸住宅の高い収益可能性に着目。これらを投資対象とした不動産ファンドを組成し、主にファンドシリーズが取得した施設管理者として事業に参画をしているという。
なお、ファンドシリーズが取得した物件は、2021年9月に1件目のファンドを皮切りに、2023年4月末時点でファンドが5件組成されており、AUMは150億円超となっているとのことだ。
なお今後、同社はStayXを導入した事例を用いて、都内の賃貸住宅の運用実績を紹介するイベントを開催予定。
また、同イベントでは、日本に留まらず世界の宿泊市場の動向や今後の展望に関して、Airbnb Japanを招き、特別講演を実施する予定とのことだ。
■イベント概要
開催日時:7月26日15:00-18:00
開催場所:都内某所
チケット料金:3万円/名