Polimillは、同社が運営するSNS「Surfvote」で、「男女の区別のない『オールジェンダートイレ』を設置すべきか?」というテーマで意見投票を募集し、結果を公表した。

■調査結果・コメント(一部抜粋)

●すべてのトイレを、オールジェンダートイレにすべきである/7.8%
「トランスジェンダー差別者が良くいう、「トイレが危険になる」という主張です。良く考えてほしいのですが、そもそもが今までの共有トイレ自体が危険なのでは?全てオールジェンダーの個室のトイレにすれば解決です。(34いいね)」

●トイレの過半数は、オールジェンダートイレにすべきである/5.2%
「コンビニのトイレや家庭のトイレなどは基本的にジェンダー関係ないし、それぞれ個室であればトイレに性別による区分けがそれほど必要不可欠であるとは思わない。主に男性の立って使用する小便器が見る側も見られる側も不快なのだから、小便器を止めたら済む話のような気がする。(45いいね)」

●従来のトイレに追加する形なら、オールジェンダートイレを設置してもいい/53.2%
「世の中の大半がシスジェンダーだから、今あるトイレの需要はほとんど変わらないと考えていて、だからといってLGBTQ+にとってトイレは違和感を感じる1つだから、その違和感をなくすために設置するべきだと思う。

特に、Xジェンダーは、たとえ将来、自分の思う性のトイレに入れるようになっても、どちらにも入りたくないと思うから、そんな時にも入れるトイレがあるべき。(35いいね)」

●多目的トイレを男女別に設置した後なら、オールジェンダートイレを設置してもいい/13%
「車椅子ユーザー等、多目的トイレしか利用できない方も、男女別のトイレを使う権利があると思います障害のある女性はなおさら弱い立場なので、女子トイレにも多目的トイレは必要です。(48いいね)」

●ごく少数なら、オールジェンダートイレを設置してもいい/10.4%
「基本、身体的性差で良いと思います。心の内など誰にも分からないですし。そういうのを差別化戦略として打ち出したい企業や自治体がやれば良いし、新たなビジネスチャンスにもつながると思います。(46いいね)」

●オールジェンダートイレは、設置すべきではない/9.1%
「性別に合ったトイレを使えば済むこと。出生の性か自認する性なのかは議論の余地があるが、キチンと議論してルールを定めれば良い。そしてそれに従って差別の目で見なければ問題は生まれない。

定められたルールに沿って堂々と使えば良い。差別する人に合わせて社会的なコストを増やすべきではないし公共という観点から何にでも対応する必要はないと考える。(49いいね)」

●その他/1.3%
「多機能トイレを増やせばいいのではと思います.窓口が増えると、障がい者も待ち行列が減りますし。(39いいね)」

■投票詳細・結果

課題:「男女の区別のない『オールジェンダートイレ』を設置すべきか?」
投票期間:2023年2月22日~2023年4月30日
有効票数:77票
選択肢:
●すべてのトイレを、オールジェンダートイレにすべきである
●トイレの過半数は、オールジェンダートイレにすべきである
●従来のトイレに追加する形なら、オールジェンダートイレを設置してもいい
●多目的トイレを男女別に設置した後なら、オールジェンダートイレを設置してもいい
●ごく少数なら、オールジェンダートイレを設置してもいい
●オールジェンダートイレは、設置すべきではない
●その他
●わからない

<参考>
Polimill『男女の区別のない『オールジェンダートイレ』を設置すべきか?』