ローソンは、横浜市と連携し、4月17日から「ローソン上郷八軒谷戸店」と「ローソンLTF三ツ境店」で、「公共トイレ協力店」の周知を目的とした実証実験を開始すると発表した。

入り口ドアやトイレの扉に「ありがトイレ」と記載のステッカーを貼ることで、トイレ貸し出しを行う「公共トイレ協力店」であることをアピールする。

(左)店頭入口ドアに貼付するステッカー(右)トイレの扉に貼付するステッカー

横浜市は、地域住民がトイレの心配をせず安心して外出できる環境作りを目指しており、公共トイレ協力店の取り組みは初となる。

ローソンは、1997年にコンビニエンスストアチェーンで初めてトイレを開放し、現在は全国の店舗で1日に約100万人が利用しているという。

2022年の「世界トイレデー」には、全国のローソン店舗のトイレ扉にアートステッカーを貼り、QRコードを通じて感謝の動画を配信。また、東京都と神奈川県の3店舗で、トイレをアートシールでデコレーションしたアートトイレを展開し、トイレの重要性について考えるきっかけづくりを行ったとのことだ。