AlbaLinkは、就職活動・転職活動をしたことがある501人を対象に「入社前にブラック企業を見抜く方法に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングとして発表した。
■ブラック企業かどうかを気にして就職・転職活動をした人は67.3%
就職活動・転職活動をしたことがある501人に「ブラック企業かどうかを気にして就職・転職活動をしたか」と聞いたところ、「気にした」と回答した人が67.3%で多数となった。
また、就職・転職活動の際にブラック企業かどうかを「気にした理由」「気にしなかった理由」の具体的な回答では、労働条件やコンプライアンス意識よりも、「早く仕事に就けること」や「業務内容」を優先した人も多数いたという。
また、「就職・転職活動中の情報収集では、ブラックかどうか見抜けない」「どんな企業でも多少はブラックな部分がある」と諦めている人も。一方で、あまり深く考えていなかったというケースもあり、入ってから「もっと注意しておけばよかった」と後悔した人もいったとのことだ。
■入社前にブラック企業を見抜く方法1位は「求人内容をよく読む」
「入社前にブラック企業を見抜く方法」を聞いたところ、1位になったのは「求人内容をよく読む(118人)」となった。次いで2位「ネットの口コミを調べる(110人)」、3位「面接で違和感を探す(103人)」、4位「社内・社員の雰囲気を知る(93人)」と続く。
求人広告や口コミなどのネット情報でも、ブラック企業かどうかを判断できると考えている人が多いことがうかがえる結果となった。調査の結果から、「ネットで予習し面接や見学で確かめる」という合わせ技も使えそうだと同社は考察している。
【調査概要】
調査対象:就職活動・転職活動をしたことがある人
調査期間:2023年3月5日~16日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:501人(女性255人/男性246人)
回答者の年代:20代24.6%/30代37.9%/40代26.5%/50代8.4%/60代以上2.6%
<参考>
AlbaLink『入社前にブラック企業を見抜く方法に関する意識調査』