文科省がChatGPTなどの学校現場での取り扱いを示す資料作成へ
UnsplashのMojahid Mottakinが撮影した写真
2023年4月6日、文部科学省が、AIを使ったソフトウェアの学校現場での取り扱いを示す資料を作成する方針であることが、同日行われた松野博一官房長官の記者会見で明らかになった。ChatGPTをはじめとするAIを用いたソフトウェアの影響力が読書感想文やリポートなど学習にも及ぶことから、国内外の事例を集め、専門家の意見も聞いたうえで、なるべく早く示したいとしている。
画像は首相官邸HPより
また松野官房長官は記者会見で「『ChatGPT』を含む生成AIは、技術革新に伴い、さまざまな利点がある一方で、新たな課題が生じるとの見方もある」と発言。松野官房長官は「AIに関する動向の把握に努め、関係省庁が連携して適切に対応していく」と語り、政府としてAIの活用がもたらす問題にも注意しているとも述べた。