無印良品を展開する良品計画は、新潟県と「地域活性化のための連携協定」を締結したと発表した。

同社は、2022年に信越事業部を設立し、新潟県においては既に上越市、十日町市、津南町の各市町村と協定を締結している。

2020年には上越市に「無印良品直江津」をオープンし、地域住民と生産者・事業者をつなぐマルシェ「つながる市」の開催や、防災を学ぶことができるイベント「いつものもしもCARAVAN」の企画・運営、「なおえつ うみまちアート」への協力など、新潟県産品の販売や情報発信、地域の活性化に取り組んでいるという。

今回、新潟県の各地域への連携体制構築を加速するとともに、新潟県の地域資源を活用した活動を通じて、県内産業の振興や地域課題の解決、地域経済の活性化に取り組むため、同協定締結に至ったとのことだ。

同社は、同協定を通じて新潟県および地域住民と取り組みをさらに拡大し、持続可能な地域社会の実現を目指していくとしている。

■同協定で連携する取り組み
(1)産業振興に関すること
(2)健康医療福祉の産業育成に関すること
(3)防災・減災に関すること
(4)その他、前条の目的を達成するために必要な事項に関すること