フードロス削減BOX「fuubo(フーボ)」を運営するZEROは、都内の自治体では初となる台東区役所内に「fuubo」を設置したと発表した。

fuubo(フーボ)

fuuboは、ZEROが開発した、まだ美味しく食べられるのに様々な理由で流通の難しくなった商品を販売することができるフードロス削減BOX。

フードロスは、賞味期限が間近になった商品だけでなく、季節限定のパッケージ商品や外箱の破損など、さまざまな理由から発生している。fuuboはこれらの商品を提供することで、焼却されずに削減できたフードロスをCO2排出削減量に換算できるという。

現在fuuboは全国に62台設置されており、駅や商業施設、大学や企業の福利厚生など様々な目的で導入されている。

ZEROは台東区と「食品ロス及びCO2排出削減の推進に関する連携協定」を締結しており、fuuboの利用による区民の意識の醸成を期待し、区役所内での設置に至ったとのことだ。

■稼働開始日

日程:2023年4月3日8時半~
場所:東京都台東区東上野4-5-6台東区役所1階、浅草側自動販売機横
利用時間:区役所の開館時間内に準ずる

■協定内容

「食品ロス及びCO2排出削減の推進に関する連携協定」

主な協定内容
●食品ロスの有効活用の促進に関すること。
●食品ロス及びCO2排出削減に向けた普及・啓発に関すること。
●環境教育に関すること。

協定での主な取り組み
●賞味期限間近の商品の購入促進により、「もったいない」意識の醸成と行動変容に繋げる。
●食品ロスになりそうな商品をfuuboで販売したい区内事業者を募集。

「食品ロス及びCO2排出削減の推進に関する連携協定」を締結