パーソルキャリアは、人材への投資を強化するため、2023年4月1日付けで人事制度の改定、および特別昇給による報酬水準を引き上げることを発表した。

今回の報酬水準の引き上げにより、年収は最大で32%アップの約170万円増。総額にして30億円規模の投資となるとのことだ。

■概要

(1)特別昇給
月ごとの基本給額を平均12.5%引き上げ。

(2)人事制度の改定
会社の利益を、社員報酬としてより還元できる仕組みとすることを目的に、基本給や賞与基準額などの引き上げを実施。また、フルリモートワーク制度の導入などはたらく場所の自由度が高まっているため、就業地域の物価水準の違いにより賃金を控除する仕組みを廃止する。

パーソルキャリアは、今後も社員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮し、キャリアオーナーシップを育む社会の創造に貢献できるよう、社員の健康増進や学び時間の創出、労働時間の削減など、組織のあり方、はたらき方をアップデートしていくとのことだ。