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LIFULL(ライフル)が運営する、“住まいの本当と今”を伝える情報サイト「LIFULL HOME’S PRESS(ライフルホームズプレス)」は、2023年3月、「2023年版大阪府民に聞いた好きな商店街ランキング」を発表した。
■大阪府民の約8割が「商店街が好き」と回答。特に60歳以上からの人気が厚い!
大阪市24区には約480、大阪府内では950を超える商店街があり、日常的な買い物での利用だけではなく、観光客の訪れる場所としても人気の商店街が多くある。
大阪府在住、20歳〜69歳の男女3,605人に「あなたは商店街がどのくらい好きか?」と質問したところ、「とても好き」が12.1%、「好き」が25.5%、「まあまあ好き」が43.1%となり、商店街が好きな割合は8割(80.7%)に上った。
なお、「とても好き」「好き」「まあまあ好き」を合算した合計数を年代別に見てみると、60歳以上の男性が90.3%、60歳以上の女性が84.7%と、男女ともに、比較的年代が高めになるとより好きと回答する割合が高くなる傾向にある。
■2週間に1回程度以上商店街に行く人が3割。男性の方が商店街に行く頻度が多い傾向
「商店街へ行く頻度」の質問には、「週に2-3回以上」が7.3%、「週1回程度」14.5%、「2週間に1回程度」12.1%と、約3割(33.9%)の人が2週間に1回以上商店街に行っていることがわかった。
商店街に行く頻度を男女別に見てみると、「週に2-3回以上」「週1回程度」「2週間に1回程度」の合算が男性は36.9%、女性は30.8%と、男性の方が商店街へ行く頻度が多い傾向にある。
■商店街が好きな人の約4割は「商店街があること」が引越しエリア選びに影響がある
商店街が「とても好き/好き/まあまあ好き」と回答し、かつ商店街に行く頻度が2週間に1回以上の商店街好き902人に、「あなたが引越し先のエリアを決める際に、近くに商店街があることはどの程度影響するか」と聞いたところ、「あることが絶対条件」と回答した人が10.4%、「絶対ではないが、かなり重視する」が30.2%という結果となった。
商店街が好きな人の約4割(40.6%)が「商店街があること」を住まい探しの重要条件としていることが判明。
また、男女別に傾向を見てみると、「あることが絶対条件」「絶対ではないが、かなり重視する」と回答した人の割合は男性46.3%、女性33.4%となっており、男性の方が住まい選びにおいて商店街があることを重視する傾向がみられた。
■商店街好きが選ぶ“最も”好きな商店街1位は「天神橋筋商店街」
商店街が「とても好き/好き/まあまあ好き」と回答し、かつ商店街に行く頻度が2週間に1回以上の商店街好き902人が選ぶ「最も好きな商店街」1位は「天神橋筋商店街」となった。
天神橋筋商店街は日本一長い商店街として知られており、アンケートの回答にもその長さや賑やかさ、利便性などについて触れる熱いコメントが多くみられたという。
2位には、ファッションや飲食店など、約180の店舗からなる大阪ミナミの「心斎橋筋商店街」、3位は、大阪3大商店街の一つとしても知られている「駒川商店街」がランクイン。
なお、「最も好きな商店街」について、具体的な好きなところについては、女性は特に「安さ」や「店の多さ」「楽しさ」について、男性は「店の多さ」や「近さ」「活気」について言及するコメントが多い傾向にあったという。
比較的、商店街にお得さを求める女性と、店の店舗数を求める男性とで傾向に若干の違いが伺える結果となった。
■調査概要
<事前調査>
実施日:2023年2月6日~9日
調査対象者:大阪府在住20歳〜69歳の男女
調査方法:インターネット調査
有効回答数:3,605サンプル
<本調査>
実施日:2023年2月9日~16日
調査対象者:事前調査で大阪府在住0歳~69歳の男女で、商店街が「とても好き」「好き」「まあまあ好き」と回答し、2週間に1回以上商店街に行くと回答した人
調査方法:インターネット調査
有効回答数:902サンプル
調査主体:LIFULL HOME’S PRESS
<参考>
LIFULL HOME’S PRESS『2023年版 大阪府民に聞いた好きな商店街ランキング』