LASSIC(ラシック)が運営する、「場所に依存しない働き方」を推進・支援する情報を発信するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、「アフターコロナの飲み会に対しての意識の変化」に関して調査を実施し、結果を公表した・
■4割以上がオフラインでの飲み会を希望。臨場感のあるコミュニケーションが求められている?
はじめに、コロナが落ち着いた後、どのように飲み会に参加したいか、アンケート調査を実施。
「飲み会に参加しない」という選択肢を除き、最も多かったのは「対面で同僚や友人と飲みに行く機会を増やしたい」の22.7%、続けて「少人数であれば飲みに行く機会を増やしたい」の19.5%と、4割強の回答がオフラインでの飲み会を希望する結果となった。
対して積極的に「オンライン飲み会」を選択する回答は全体の10%にも満たない結果となっており、同社はアンケート結果をみる限り、「オンライン飲み会」という文化は特に定着することなく流行が去ってしまったと推測している。
なぜ「オンライン飲み会」は廃れ、以前のような対面での飲み会が支持されるようになったのか、テレワークのデメリットについても調査を実施。
その結果から、同社は「上司・同僚とのコミュニケーションが減った」という回答に着目。
仕事がオンラインに移行し、テレワークによる業務が仕事の中心になることでアンケート結果のように上司や同僚とのコミュニケーションが難しくなってしまうと考えられるが、きちんと対策とることで家にこもる必要がだんだんと減少している今、オフラインでの対面や交流を求める声が多くなるのかもしれないと同社は考察している。
しかし、今一度飲み会に関しての調査を見ると、最も多い回答は「飲み会には参加しない」。
多様な理由はあるものの、コミュニケーションの手段=飲み会という考え方だけでなく、コロナ流行を経て、それぞれにあったコミュニケーションの形が求められる社会に時代がシフトした結果だと同社は考察している。
【調査概要】
調査期間:2022年9月30日~2022年10月1日
調査対象:全国20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1066名
調査方法:インターネット調査