メッセンジャーRNA(mRNA)治療薬とワクチンのパイオニアであるバイオテクノロジー企業Moderna(以下、モデルナ)の日本法人モデルナ・ジャパンは、「スパイクバックス®筋注」の接種対象年齢を現在の「12歳以上」から、「6歳以上」に引き下げるため、厚生労働省に承認事項一部変更申請を行ったことを発表した。

今回の承認事項一部変更申請は、スパイクバックス筋注(1価:起源株)の6歳~11歳における初回免疫、「スパイクバックス®筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.1)」と「スパイクバックス®筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5)」の6歳~11歳における追加免疫を対象としたもの。

モデルナ・ジャパン代表取締役社長の鈴木蘭美氏は次のように述べている。

「COVID‐19は日本の公衆衛生にとって引き続き脅威となっています。接種対象の年齢を拡大し、より幅広い世代にワクチンをお届けし、COVID‐19から守れるようにすることは大変重要と考えております。一刻も早く国民の皆さまにお届けできるよう、厚生労働省などと協力し、全力を尽くしてまいります」