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”あそび”で社会課題を解決するIKUSAは、2022年12月、働く500名を対象とした「SDGsの社内浸透度に関する調査」を実施し、結果を公表した。
■SDGsに対する「具体的な行動ができていない」と感じている人が50.6%
勤務先でのSDGsの浸透状況を尋ねたところ、「全く進んでおらず、SDGsの知識がある社員/職員もいない」が最多で20.6%となった。具体的に行動ができていないと感じている人は50.6%という結果に。
■従業員数300名以下の企業では6割が「行動できていない」と感じている
従業員数300名以下の中小企業にフォーカスすると、「行動できていない」と答えた人は63.8%。一方、従業員数501名以上の企業では、「会社全体としてSDGsの目標が定まっており、行動できている」と答えた人が20%となった。
■SDGsを推進する上で課題となったことの1位は「メリットを知っている人が少ない」
「SDGsの目標が定まっており、行動ができている(一部、全体含め)」と答えた人に、SDGsを推進する上で課題となったことを尋ねたところ、「SDGsの取り組みに対するメリットを知っている人が少なかった」が23.8%、「そもそもSDGsを知っている人が少なかった」が20.0%となった。
SDGsという言葉自体の認知度は上がっているものの、「実際に行動ができていないこと」、「詳細な内容を知らないこと」、「なぜSDGsを考える必要があるか分からないこと」が課題だということが明らかとなった。
■調査概要
調査方法:インターネットでのアンケート調査(日本全国を対象)
調査対象:働く男女(有効回答数519)
調査実施期間:2022年12月2日~3日