バルミューダは、アメリカ合衆国(以下、米国)にて子会社を設立すると発表した。
1.子会社設立の理由
バルミューダは成長戦略の一環として、北米を日本、韓国に続く重点地域に設定し、2020年4月から製品販売を開始。
現時点において4製品(スチームトースター、電気ケトル、ワイヤレススピーカー、ポータブルLEDランタン)を展開しており、2021年12月期における北米での売上高は440百万円、2022年12月期においても第3四半期までの累計期間で前年同期比58.4%増の445百万円と順調に伸長しているという。
バルミューダの更なる成長に向けて、引き続き海外展開を重点施策の一つと据えており、中でも北米地域については、韓国に次ぐ売上規模の早期達成を目指し、重点的に活動を行うことを方針としている。
当該方針に鑑み、北米における更なる売上拡大の推進を目的に、今回、各種販売促進活動を行う子会社「BALMUDA North America Inc.」を設立することとしたとのことだ。
2.子会社の概要(予定)
(1)名称:BALMUDA North America Inc.
(2)所在地:アメリカ合衆国デラウェア州
(3)代表者の役職・氏名:Chief Executive Officer and Director 前山健二
(4)事業内容:米国内におけるバルミューダ製品の販売促進・広告宣伝
(5)資本金:500千USドル(約68百万円)
(6)出資比率:同社100%
(7)上場会社と当該会社との間の関係:
資本関係:バルミューダ100%出資の子会社として設立。
人的関係:バルミューダ従業員3名がChief Executive Officerを含むDirectorを兼任する予定。
他に、バルミューダ従業員1名がChief Operating Officerを兼任し米国に駐在する予定。
取引関係:バルミューダから米国内における販売促進業務等を委託する予定。
3.日程
取締役会決議2022年12月21日
会社設立2023年1~2月(予定)
4.今後の見通し
当該子会社の設立が連結業績に与える影響は軽微と見込まれるが、北米での販売促進・広告宣伝業務の強化により、将来に渡っての企業価値向上に資するものと考えるという。なお、今後開示すべき事項が生じた場合は、すみやかに開示を行うとしている。