トヨタ自動車(以下、トヨタ)は、2022年12月19日から23日まで、SHIBUYA109店頭イベントスペースにて『トヨタのサステナビリティ実験 第3弾「#癒しマスツリー」「#クリスマッスルツリー」』と題し、癒し・活力アップ効果が期待できる葉っぱで制作したクリスマスツリーを展示することを発表した。
トヨタは、心地よい車内やまちづくりに寄与するため、Well-beingな空間研究に取り組んでいる。
その中で、自然によって人が心身ともに良好な状態になる可能性のある空間を「Genki空間®︎」と名づけ、研究を継続。研究結果から、「小さくて丸い葉」は「癒される」と感じる可能性があり、「大きくて広い葉」は「活力がアップする」と感じる可能性があることが判明したという。
今回、同研究結果を活かして制作されたクリスマスツリーを展示することで、トヨタのWell-beingな空間研究やGenki空間®︎について、多くの人に知ってほしいと考えているとのことだ。
トヨタが同研究を始めたきっかけは、自然が持つと考えられている、人のWell-beingにつながる効果を科学的に研究できないかという発想からで、トヨタの未来創生センターと、豊田中央研究所で研究を続けているという。
現在は、パソナ・パナソニック・ビジネスサービスと共同で実験室の中に自然を「切り取った」ような空間を作り、空間の視覚効果や、空気に含まれる微生物や化学物質シグナルが人に与える影響を研究。
トヨタは、「幸せの量産」をミッションに掲げ、自動車をつくる会社からモビリティカンパニーへの変革を進め、様々な領域でサステナブルな取り組みを広げていくとのことだ。