大和ハウス工業は、家族全員で家事をシェアする「家事シェアハウス」を全戸に採用した戸建分譲住宅地「家事シェアタウン」プロジェクトを、2023年1月より全国で本格展開することを発表した。
大和ハウス工業は2017年1月より、共働き世帯の増加を背景に、家事の時間的・心理的負担を軽減する戸建住宅「家事シェアハウス」の提案を開始。
2021年6月には、戸建分譲住宅地「セキュレア武蔵府中 ひかりテラス」において、同社初の全戸に「家事シェアハウス」を採用した「家事シェアタウン」の分譲を行っている。
「セキュレア武蔵府中 ひかりテラス」は、共働き世帯の負担軽減のための家事をシェアするコンセプトに加え、在宅時間の増加によるテレワーク空間やコロナ禍での衛生意識の高まりに対応した設備の採用、インターネット通販の利用により増加した段ボールの保管場所を設けるなどした結果、早期に全戸完売したとのことだ。
そして今回、コロナ禍における需要の多様化に応えるため、関東エリアを中心に展開していた「家事シェアタウン」プロジェクトを全国に拡充に至ったとしている。
今後は、「家事シェアタウン」の販売を全国で順次開始し、家族のライフスタイルの変化に合わせ、より良い住環境を提案していくとのことだ。
■「家事シェアタウン」概要
1.家族全員で家事をシェアする「家事シェアハウス」を全戸に採用
2.「家事シェア動線」やライフスタイルの変化に対応した設備の採用
3.ZEHに対応した環境配慮型の戸建分譲住宅地
「家事シェアタウン」の開発一覧