信州大学繊維学部は、11月30日に丸井織物と包括的連携協定を締結したことを発表した。

信州大学繊維学部、丸井織物と包括的連携協定を締結

丸井織物は、「織る」をコアとするモノづくり技術とITテクノロジーの融合により織染一貫の最先端体制を誇る企業。

今回、同社との包括的連携協定により、学生の実践力を育み、将来の繊維産業を切り拓く人材育成に向け、製品開発のシミュレーションや教育用動画の作成など、実践的産学官連携PBL(Project Based Learning:課題解決型授業)を推進。

同社とは先駆けて10月に、繊維学部の授業にて、同社の機能性生地を使用した最終製品のアイデア出し講義を実施したほか、来年4月からは繊維学部生が同社と同社グループ会社である倉庫精練を訪問し、業界最先端のIoT工場でのモノづくりを実践的に学ぶ予定だという。

また繊維学部に同社を招き、様々な先端繊維・ファイバー分野の研究に触れてもらいたいと考えているとのことだ。